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木々はそれぞれの姿を
それぞれの法則に従ってあらわしているのに、
全体としての森や山林も
またひとつの性格をかたち作り統一されている。
木の葉や花も集団としても美しいが、
一本一本の独立した木も力強さを出現している。
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独立した木の根っこのように鉄筋が群生し、
これらは浮遊する住居を支えてくれる。
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木々はそれぞれの姿を
それぞれの法則に従ってあらわしているのに、
全体としての森や山林も
またひとつの性格をかたち作り統一されている。
木の葉や花も集団としても美しいが、
一本一本の独立した木も力強さを出現している。
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独立した木の根っこのように鉄筋が群生し、
これらは浮遊する住居を支えてくれる。
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葉っぱは傘になり、
傘は屋根になり、
屋根は建築になる。
新たな空間はこんなふうにして出来る。
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棟上げが終わり
誰が図面を書いたのかと
小言を言いながらも、
大工さんは粛々と垂木を架けていく。
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素材と光が重なり合う。
空間の中に形態、素材、スケールの多様性と
それらを結びつける秩序を用意した時、
きっと近い将来に
ウズウズと自慢の虫が
うずき始めるでしょう。
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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
年初から大きな災害が発生しました。
能登半島地震により被災された皆さま
ならびにそのご家族の皆さまに
謹んで心よりお見舞い申し上げます。
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写真は、実家に帰省した際
広島県江田島での新規計画の敷地から見た写真です。
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人がつくる世界には
人が集まることによって出来る
人と人との関係から生まれる世界。
ものをつくり表現を好む人がつくり出した
ものと人との関係から生じる世界。
人が作ってきたものが増え大きくなったため
人類がすっぽりその中に入れられてしまう人工的な世界。
色々な世界や風景があります。
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下を向けば身の回りの埃
足元の雑草、地軸
上を向けば青い空や光る星
何億光年というわけのわからない寸法
朝昼夜
春夏秋冬
二度と同じことはない
今年も線を引き現場にも立つ。
誰が風景を変えているのか
風景が私を変えているのか、、
まぁとにかく今は素敵な風景に出会えるよう
線を引き続けるしかない。
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1日も早い復興、
そして被災された皆さまの生活や町の風景が
平穏に復することをお祈り申し上げます。
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扉の外の景色の微細な変化を
より際立つために、
内外の空間を噛み合わせ、
近景の奥行きを深める。
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生活が環境の移ろいに敏感になり、
自然と意識は外へ向かう。
建築はそのための
静かな骨格であれば良い。
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風景はいつでも常にそこに存在する。
だから僕たちが風景に対しては
創造とか構築ではなくて、
「参加」や「変容」なんだろうと思っている。
建築はもちろん、政治や経済、
食や健康の問題も背景にある。
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「基盤」「他者」「参加」
これらの言葉から連想されるように、
私たちにとっての風景は
まさにパブリック空間として存在し、
それらを互いに繋ぎつつ、
共通の土壌でもあるこの場所に
本当にふさわしい風景を
探すきっかけになればいい。
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徳島の街の中で
地鎮祭が執り行われた。
11月も終わりだと言うのに心地いい。
真昼の高い光が街の影を落とし、
街はまぶしいくらいに輝いて、
季節外れの心地良い風を感じる。
その風に背中を押されるようにして
新たな現場が始まっていく。
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自然をいくら恐れても
恐れすぎることはない。
だけど壊したら
簡単には花は咲かない。
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人の手が加えられていた土地に、
少しでも自然に戻せたらという思いで
石を積んでいく。
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柱が規則正しく親密に立ち並び、
風が吹き抜ける。
濃密に立ち並んだ列柱の森は
人々の太古の記憶を呼び起こす。
人馬の歴史が続き
パートナーとして発展していく。