計画地の周囲は豊かな自然が残されていて、
敷地の奥に計画された隠れ家のようなこの家は
広い敷地を生かし
一部の部屋を除いては
そのほとんどを平屋に抑えた形になっている。
夏の暑さと激しい雨に対しては深い庇を覆った。
つまり強い日差しを遮り、
雨から守る葉っぱの骨格から出来たような屋根の構造が
居場所を作ってくれた。
日差しが作った外部であり、
雨の作った内部である。
庇の奥行は外部と内部の関係を豊かな環境にし、
環境と家人の居場所を結ぶきっかけになるだろう。
高知県四万十市で設計監理を進めてまいりました
「安並の家」が竣工しました。
クライアントのご厚意によりオープンハウスを行います。
月別アーカイブ: 2016年2月
舞台は南の島へ
家具を確認するため
さぬき市にある二宮くんの家具工場へ向かった。
おにぎり型というか豆型というか
図面では表現しきれない形を口で説明する。
それが家具職人にとって良いのか悪いのかはわからない。
図面を見てその通りにつくるより
その方がきっと血が通ったシロモノになるに違いない。
19Φの鉄の棒を一筆で描いたようなキャシャな脚は
歪な形をした天板を支えることとなる。
クライアントのご厚意で来月行われる予定の
安並の家のオープンハウスには
この家具も見れるかも、、、
予約制なのでご興味のある方はご連絡ください。
連絡先は
info@k-tenk.com
です。
中村の大自然な山のふもとの広大な敷地から
いきなり驚くほどの唐突さで
舞台を南の島に移さなくてはならない。