プロポーションの枠内で
色々と努力を重ねてきた。
決められたプロポーションの不自由さから
生み出されたものである。
自然の中や都市の中で
作ってきたものとは異なったが、
自由が封じられたからこそ、
その中で必死にあがき、
その力がじわりと表現された。
§
いつものように
植物を鑑賞して帰るつもりだった。
いつも見上げていた憧れのチランジアが
振り返ると目の前にある。
「形にしてくださったので、、、
事務所に合うと思って、、、」
一瞬息を飲んだ。
じわじわと感動が押し上がってきた。
南米で育ち、
空気から水分を得て永らえる乾いた植物である。
我が事務所にとって大事なひと株になる。
月別アーカイブ: 2019年6月
景観とは
お礼
先日の「芸西の丘の家」のオープンハウス、
遠いところ沢山のご来場、
ありがとうございました。
地理的な広大さ。
環境の多彩さ。
ここに住むおおらかな息づかいが
感じられる場所になりました。
メビウスの輪
帯状の紙をひとひねりして
輪になるように
つないだものなんだけれど、
この輪には裏表の境界がない。
縦に切って二つの輪にしようとすると、
切れたと思ったとたん
大きな一つの輪になってしまう。
外の力でさいたとしても
やはり一つの輪のままを保つように
何か人生を教えられるような気がする。
そんな建築、そんな看板が出来たらいいな。
収穫
雨の日の後の屋上は
緑がみずみずしくて気持が良い。
きゅうりとシシトウが
収穫出来て嬉しい。
植物は手入れをすれば必ず芽を出すから、
より因果応報的物質である。