月別アーカイブ: 2023年11月

地鎮祭

徳島の街の中で

地鎮祭が執り行われた。

11月も終わりだと言うのに心地いい。

真昼の高い光が街の影を落とし、

街はまぶしいくらいに輝いて、

季節外れの心地良い風を感じる。

その風に背中を押されるようにして

新たな現場が始まっていく。

人工と自然

自然をいくら恐れても

恐れすぎることはない。

だけど壊したら

簡単には花は咲かない。

人の手が加えられていた土地に、

少しでも自然に戻せたらという思いで

石を積んでいく。

列柱の森

柱が規則正しく親密に立ち並び、

風が吹き抜ける。

濃密に立ち並んだ列柱の森は

人々の太古の記憶を呼び起こす。

人馬の歴史が続き

パートナーとして発展していく。

ワイナリー

空は果てしなく広がっている。

野を越え、畑や山を越え、

たどり着いたのは岡山の県北の山の中。

クライアントはそこに溶け込んでいるような人柄で

その人のもつ雰囲気からだけでなく、

装飾を削ぎ落とし萌芽のような

素直でおおらかな建築を

つくりたいと思った。

soil village ~2.月山富田城に登る~

この町には資源がある。

山や川、田畑といった自然資源と、

歴史、文化、芸術といった社会資源が

「基盤」となっているが、

この資源と言える景色・景観が

当たり前のように

通り過ぎていくようにも感じた。

景観というのは

つかみどころがないようだけど、

「誰か」だけではつくり得ないその風景は

切れ目なくつながっていくと同時に、

なんとなく出来上がってしまうもののような気がしている。