写真は22坪の家の撮影風景。
過去にも狭小地でしかも変形地で計画した16坪の家や、
今も20坪の家を設計中。
歴史的に見ても
「茶室」や「方丈記」などがあるように
日本人には小さな空間を
うまく使う知恵が備わっているように思う。
しかし空間としては、
確かに人間の身体寸法という
デッドエンドはある。
住空間を狭めていくと
その極限にすぐ行き当たってしまいそうだけど、
むしろ追い詰めるほど
新たな空間が現れてくることがある。
「無一文の暮らしこそ理想になる。」
しかしここまで来ると
精神論にまで及んでしまうので、
例えば
「住まいを着てしまえばいい。」
という考え方などを
まずは「小さな建築展」で
投げかけてみよう。
平野。
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屋上○○計画
久しぶりに事務所の屋上に上がる。
この灼熱の中
フツフツと沸騰し始めるものを感じる。
屋上緑化計画はいまだ進行中なのだけれど、
この場所を使うことに関して言えば、
緑化だけが目的ではない。
それらを通じて何かを発信していく場所の
一つであるとするなら
これからの家づくりと錆びれかけた街へ投げる
一つの疑問符なのだと思っている。
これをやってみるからこそ、
今の街づくり、家づくりが砂上の楼閣であることを
伝えることが出来るのではないだろうか。
みんなそれはウソなんだよと、
王様は裸だと叫んだ子供のように、、、
限られた時間の中で
まずは動いてみますか?
平野。