高松市「東山崎の家」
建物の外観を決定する重要なものとして
屋根があります。
日本のように雨が多いところでは
軒の出の深い勾配屋根が理想的で、
屋根の形は日本建築の中で
美しいものの一つです。
古いものを大事にしつつ
新しい形で表現していけたらと思います。
月別アーカイブ: 2015年1月
バランス
四万十市 具同の家
建築の技術は
堅固で丈夫な骨組みを作ることだけど、
芸術面でいうと釣り合い
つまり出来上がる構造体の比例、
部屋の大きさ、
柱の太さ、
これらの作り出す空間の造形美によって
何かしら感じるきっかけを
つくることが出来るといいな。
シンプルに、そしてフレキシブルに、、、
岡山市 妹尾の家
シンプルな形の中に
今までの住宅の概念を
詰め込むのではなく
このスペースを
どう住みこなしていくかということ。
構造的にも殻はシンプルに
そして考えはフレキシブルに。
異人館
世界には異人とも呼ぶべき人が確かにいる。
この家のクライアントもその一人である。
この建築はその人物の異人ぶりをそのまま形にしたともいえる。
そのことは何回かに分けて書いていこうと思う。
果報は寝て待つべきか、、、
↑ 屋島の家
Worksへのupはしばらくお待ちください。
気がつけば仕事始めから1週間、
展覧会から1ヶ月近く経つ。
「果報は寝て待て」のことわざがあるけれど
まずそんなことはありえない。
私の場合「果報」はチャンスだけど
これは決して棚からぼた餅が落ちてくるように
落下してこない。
まず何よりも渇望しなくてはならない。
そうすると身体も精神も受容的になり
さらには能動的になってくる。
そんな中人並みに歳をとって
体力も落ちているのを自覚しているけど、
やりたいことは増え続けている一方。
受容と能動を繰り返しながら
年末年始を過ごし今に至りました。
遅ればせながら
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。