津島東の家の足場が外れ、
軒裏を見上げる。
最近はなぜか空理空論好みなところがある。
しかし、ここではそれがない。
しっかりとした現実感と
適度な存在感がある。
他人を威圧することもなく、
はっきりとした何かを持っている。
迷うときもある。
その迷いも楽しんでいる。
一緒に考えていてそれが心地よい。
クライアントのご厚意で
9月にオープンハウスをさせていただくかも、、、
月別アーカイブ: 2018年7月
心の変化
人の心の内に生じる感情は、
様々な世界との接触の刺激から反応し
生じるものがほとんどである。
その世界が複雑でわかりにくい姿を呈している時、
身体が弱ければ困惑と恐怖を、
強ければ闘志を燃やせる。
また単純で把握しやすいものは
安心感や親近感を、
また退屈を感じる。
何らかのきっかけで、
複雑で捉えがたいものが
単純な姿に要約できた時、
諦めていたものが
急に身近な親しいものに変化することで
喜びから感動になる。
毎日放送の住人十色で放送された「草屋根の家」が
岡山香川・RSKでも放送が決定しました。
放送日は7月29日(日)13時30分からです。
水廻りの改修工事の一幕
五右衛門風呂に浸かり物思いにふける。
小さいけどどこか身近に感じる。
一年前にお引渡しした家の撮影、
モデルのスコちゃん。
家の空気なのか、家人の雰囲気なのか
長居してしまう。
お引渡しに数々の演出。
施主と施工者と設計者が一体になった瞬間。
濡れ手に粟
まずそこに立って見ることだ。
立ち尽くして目をみはり、
耳をこらすことだ。
心を白紙にして
事象をそのままに受けとめてみることから出発する。
それから山積みになった問題も乗り越え、
共に目標を目指し形にしていく。
ただかっこいいものを作りたいからとか
人の為にとか言いながら
アブク銭だけ執着し、
富に溢れて私欲のために独走していると、
居場所を失い
これから出来上がっていくそれは
きっと見通しの悪いものになっていくだろう、、、
誰かが言ってた。
「人の為って偽りって書くんだな~」って