↑「望海ヶ丘の家」
10月6、7日にオープンハウスの予定。
ご興味のある方は
是非ご一報ください。
追ってご連絡致します。
最近は車での移動距離は異常で、
サービスエリアで仮眠を取りながら
諸々を考える。
お陰様で考えては眠り、
眠っては考えている。
珍しく考える人なのである。
気がついてみれば
最近は毎日のスケジュールが一杯で
セコセコ動いてばかりの日々である。
それなりに
充実しているような気分になりやすいのだが、
用心しないと何も残ってないことに
なりかねない。
残ったのはこの日記だけなんて
悲惨なことになりかねない。
しかし建築の設計という仕事は
雑用のカタマリだな。
この雑用が集積して
一個の造形物に
立ち上がると理解しても
良いくらいだ。
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「塚ノ原の家」
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「南国の家」の敷地が露になった。
月別アーカイブ: 2012年9月
コノ人物の感性
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窓のデザインについて、
アル人物との電話のやりとりは
何時間にも及ぶ。
今日は高知市内で計画中の
ある店舗の解体工事。
ご縁があり仕事をさせていただいている。
工期があまりない中、
工事を請けてくれた
コノ人物の感性を信頼しているので、
内心嬉しく楽しみなのだけれど、
コノ人物の長電話に対しては
仏頂面をして聞かないと
電話代がいくらあっても足りない。
アンビバレント
週末は愛媛・今治で営業活動。
時間があったので今治城を見る。
これは日本の城郭に例を見ない水城であった。
瀬戸内海に面して地の利を利用して
城の一角に船だまりを設けている。
発想がユニークだし、
地盤が悪いであろう海岸に
城を築く技術も見事である。
この城を築いた藤堂高虎は
政治家・武将としても一流であったが、
軍事技術者・建築家としての腕も
超一流であったらしい。
武将にして建築家であった藤堂高虎は
「戦争と文化」
「機能と美」の
アンビバレントを再統一しようとした。
信頼関係
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9月9日オープンした、美容室「KARAN」
ボクたちは仕事柄、
評価は最終的なものでしかない。
当然いくら良いものだと思っていても、
オーナーがそう思わなければ、
スムーズには進まない。
だから、最大限の説明をする。
しかし、どんな人でも
すべてのコンセプトや
空間を理解することは出来ない。
理解できないことを拒絶するか、
信じて受け入れるのか。
そこで重要なのが信頼関係。
理想は封印している感情を
理論的に表現すること。
お互い詩人のように豊かに語ることが出来れば、
信頼関係も図面も必要ないかもしれない。