小さな建築は、
独特の魅力をもっている。
テント、屋台、電話ボックス、
バス停、公衆トイレ、、、
と並べてみると
道具と建築の境界はあいまいだと気づく。
小さな建築は道具にも似た、
「自分で所有し、制御できる」
という雰囲気を持っており
それが親しみやすさにも
つながっている。
しかし親しみやすさを感じるには
もう少し時間がかかりそうな
17坪の家の基礎。
「事務所のコトスタッフのコト」カテゴリーアーカイブ
手づくり
↑ 銅の玉子焼鍋
手づくり、職人の仕事
総じてモノづくりにこだわりなさいという
願いなのか
要求なのか
スタッフからもらった誕生日プレゼントには
深いメッセージが刻み込まれている。
Patina
発見
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
年始は実家に帰ってました。
写真はその時に立ち寄った
称名寺というお寺です。
始まりも終わりもなく
流れ動き続けるようなかたちは、
その背後に生命の円想を観、
その生命を敬し、愛し、
仏教が教える捕らわれのない心、
執着から解放された心を発見し、
かたちに表わしているような
鐘楼です。
§
発見とは
「私たちによってつくり変えられるべき世界」ではなく、
「私たち一人一人がそれによって支えられている世界」を、
そこに見出すことなのでしょう。
今年は、
「いまだ知り得ぬ世界」の外に身を置きながら、
想像や予想を積み重ね、
外の世界の尺度によって情報を集めたり、
一人一人が引きつけられる部分や全体を感じ、
それを共有する人の存在に気づくことで、
発見出来ればと思います。
大晦日
「松並木の家」オープンハウス
このたび岡山市北区で
設計監理を進めてまいりました
「松並木の家」が竣工します。
クライアントのご厚意により
9月22日(日)オープンハウスを行います。
お時間が許すようでしたらぜひお越しください。
当日はゆっくりご覧いただけるよう
事前に予約いただいた方を
優先とさせていただいております。
ご予約は下記、TEL・メールにて
お問い合わせください。
現地の場所については
ご連絡いただきました方に
こちらからご案内いたします。
TEL:086-235-5516
Email:info@k-tenk.com
不在により電話がつながらない場合は
お手数ですがメールにて予約をお願いいたします。
受付は9/21(土)17:00までとさせていただきます。
§
建物が建つ場所の広がりや
歴史的な時間の流れを
感じ取りながら情景を集め、
その造形の「わかりやすさ」は
思い入れに比例し、
そこに埋没することなく、
悠久、
つまり永遠への渇望のような気持ちを
形に凝縮させることが
出来たと思います。
不意の贈り物
収穫
雨の日の後の屋上は
緑がみずみずしくて気持が良い。
きゅうりとシシトウが
収穫出来て嬉しい。
植物は手入れをすれば必ず芽を出すから、
より因果応報的物質である。
屋上菜園
次なる時代へ
今まで幾度となく輸血してきた。
手術という方法もあるけど、
やっぱり気力体力を充実させるには
血を入れ替えるしかないようだ。
これは私の体のことではない。
実は疲労の極みの連続だけど、
もうこれは直す必要はない。
後は坂道を転げ落ちるように惰性で走るしかない。
どこかが少しばかり痛んでいても、
止まって修理するよりは
走り切ってしまった方が合理的なのだと
信じることにしている。
なので輸血、
いや日本人スタッフを増やしたのである。
外国人枠を設けるつもりもなく、
恥をかく勇気も人一倍持っているつもりだけど、
もちろん私の英語は煮え切らないシロモノで、
言葉の壁を乗り越える体力はないので、
1ヶ月ほど前に
イタリア人から送られてきた就職依頼のメールも、
お断りの返事をする始末。
青津参道の家 オープンハウス
音楽室のある平屋の家の写真撮影
撮影やオープンハウス、
大三島への逃亡劇と
ドタバタの連続の中、
新しい時代の幕開けである。
4年経った家具工場の写真撮影
逃亡劇のあった大三島