
先日の「芸西の丘の家」のオープンハウス、
遠いところ沢山のご来場、
ありがとうございました。
地理的な広大さ。
環境の多彩さ。
ここに住むおおらかな息づかいが
感じられる場所になりました。
先日の「芸西の丘の家」のオープンハウス、
遠いところ沢山のご来場、
ありがとうございました。
地理的な広大さ。
環境の多彩さ。
ここに住むおおらかな息づかいが
感じられる場所になりました。
まだ存在しないものをカタチつくる過程で、
どうやってその姿を描き出すのか?
そこに設計と言われる仕事の内容がある。
さまざまな要求、
時に矛盾し合う要求を
一つにまとめる仕事でもある。
一方で造形のもつ別世界が心に訴える。
それは音が心に訴えるのに似ている。
建築を凍れる音楽というたとえのように、
そこから受ける感動を美という言葉で表現し、
実現しなくてはならない。
この用と美との間の架け橋を求めているのが
本来の建築なのではないだろうか。
今まで幾度となく輸血してきた。
手術という方法もあるけど、
やっぱり気力体力を充実させるには
血を入れ替えるしかないようだ。
これは私の体のことではない。
実は疲労の極みの連続だけど、
もうこれは直す必要はない。
後は坂道を転げ落ちるように惰性で走るしかない。
どこかが少しばかり痛んでいても、
止まって修理するよりは
走り切ってしまった方が合理的なのだと
信じることにしている。
なので輸血、
いや日本人スタッフを増やしたのである。
外国人枠を設けるつもりもなく、
恥をかく勇気も人一倍持っているつもりだけど、
もちろん私の英語は煮え切らないシロモノで、
言葉の壁を乗り越える体力はないので、
1ヶ月ほど前に
イタリア人から送られてきた就職依頼のメールも、
お断りの返事をする始末。
青津参道の家 オープンハウス
音楽室のある平屋の家の写真撮影
撮影やオープンハウス、
大三島への逃亡劇と
ドタバタの連続の中、
新しい時代の幕開けである。
4年経った家具工場の写真撮影
逃亡劇のあった大三島
このたび岡山市東区で
設計監理を進めてまいりました
「青津参道の家」が竣工します。
クライアントのご厚意により
4月6日(土)7(日)オープンハウスを行います。
お時間が許すようでしたらぜひお越しください。
当日はゆっくりご覧いただけるよう
予約制とさせていただいております。
ご予約は下記メールにて
お問い合わせください。
現地の場所については
ご連絡いただきました方に
こちらからご案内いたします。
Email:info@k-tenk.com
受付は4/5(金)17:00までとさせていただきます。
§
空間を分ける要素として、
物理的、空間的、記号的なものがあります。
物理的なものとして、
壁、家具、ガラス、植栽などで分けられるもの、
空間的なものとして、
床の段差、天井の高さ、距離、配置
記号的なものとして、
色、素材、明るさ
などがあります。
窓は光を取り入れ、風を入れる
外をみせて、うちをみせる
南のあかるい光
北のやわらかい光
遠く抜ける屋根の上からの景色
三重にも四重にも、
まるで重箱のような
建築玉手箱になっている吉備津神社。
入れ子建築になっているが、
玉手箱とは何やら
遺伝子を封印した人体の比喩ともとれ
無意識の記憶をもちながら
百代の過客の輪廻を繰り返す。
もっと広く解釈すれば、
魂魄、肉体、それを覆う衣服、
さらに建築、都市へと
無限に展開していくのではないだろうか。
年が明けやっと筆を持つきっかけになったのは、
太平洋を見渡しながらの配筋検査からである。
今年もいくつかの建築がいろんな場所でうごめき、
この大地を共有の財産として生活の基盤と考え、
町に山に海に囲まれて風景をつくっていく。