想い描いていたことが少しずつカタチになってきたので、
HP、日記のスタイルを変える事にしました。
日記形式のメモをつけるという私にとっては七面倒臭い作業が、
お陰様で習慣となっていたはずの日記も今は不定期。
しかしながら、当たり前になる日常的習慣になってしまったら、
それを多くの人に垂れ流し続けるのは余りにも恥が多い。
恥をかいても良い年令ではない。
止めろと言われて、止めるような私ではないが、
HPをリニューアルすることで
記録を取り続けられる確信を得たので、
一度これ迄の日記スタイルを停止して、
そしてすぐ続行する事にする。
読者諸賢は、何が変わったのか、
いぶかしく思われるかも知れないが、
要は、私がホンのチョッと変化したいと思ったに過ぎない。
そのきっかけを得ただけの話である。
きっかけをいただき
そのスタイルを表現出来るようにHPを作ってくれたIさん、
今後とも良いきっかけを創っていきましょう。
「テンキュウカズノリ設計室」タグアーカイブ
44歳
↑
スタッフからプレゼントをいただく。
そして8月21日で44歳になる。
眼に見えるモノ、
すなわち形あるものは必ず風化する。
年をとるコト、
すなわち体内に不敵な自信が湧き上がる。
これも建築のおかげ、
家族やスタッフのおかげ様である。
暮らすこと、生きること
新たなスタッフと
事務所の模様替えで
事務所も少しずつ変化する。
暮らしてゆくこと、
生きてゆくことは
常に身の回りの空間を作っていき
変化してゆくことである。
花火
今まで打ち合わせで見ることが出来なかった
事務所での花火。
今年、遂に見ることが出来た。
ふくいくたる日本酒の香りにつつまれて、
しばしの平安を楽しんだ。
事務所の屋上は香ばしい匂いに空間を占領され、
一時間程桃源郷となった。
このにぎやかな平安は
普段の静かな県庁通りでは
構築できないかも知れないが、
その一方で
普段見ることのないスタッフの姿が
構築されていた。
、、、そしてゆるやかに解放されていた。。。
ドタバタジタバタ
↑ 高知「四万十の家」・・・少しずつ仕上がってきてる。
↑ 高知「薊野北町の家」・・・浮いた書斎に階段が架かる。
この土日は、高知・四万十で現場打ち合わせに、広島での打ち合わせ。
このドタバタの合間に日曜日は年に一度の参観日。
何ヶ月も前から予定表に書き込み、
学校生活での我が子の成長ぶりを心待ちにしていた。
ここ1、2年の休日は打ち合わせだったり、習い事だったりで
お互い接する時間が少なかっただけに
この日だけはと意気込んで行ったにもかかわらず、遅刻してしまった。
付け焼き刃的な父親の対応もさほど効果なし。
いささかジタバタしたが結局ジタバタしても仕方ない、
成り行きに任せようということにした。
無論、父親の株が下がったのは言うまでもない。
最後に、ムスメだけでなく
先生方や友達の保護者の方々にご心配、
ご迷惑おかけしたこと心よりお詫び申し上げます。
縒り合わさる糸
↑ 四万十市「菩提寺庫裏」・・・本堂の横に寄り添うように建つ。
↑ 西予市「三瓶の家」・・・自然に囲まれる、中庭のある家。
無事お引渡しすることが出来ました。
いくつかの現場が進む。
疲れて言葉足らずになってしまっているのを承知で、
つぶやいてみる。
建築の面白さは、実に多くの人間の力が集結するところにもある。
クライアントや施工の人々、その他諸々の力が、
ひとつの方向を目指した時に、良いモノが出来る。
そのチャンスは実に一筋の糸程のモノである。
建築の現場では、何かのきっかけでほどけたりすることはあるけど、
諦めずにいれば、一筋の糸はまた縒り合わさり、
良いモノが出来ることだってある。
四万十市「四万十の家」・・・いくつかの屋根が重なり合う。↑
岡山市「福田の家」・・・住宅地の中に建つ、中庭のある家。↑
西予市「明浜の家」・・・解体が終わる。。。
ご来場ありがとうございました。
「屋島の家」オープンハウス
クライアントのご厚意で予約制ではありますがオープンハウスを行います。
ご興味のある方はメール等にてご連絡ください。
場所:香川県高松市
日時:5/31(土)、6/1(日)
連絡先:info@-k-tenk.com
屋島の中腹に位置するこの家は
守るようにそびえ立つ屋島と、一望出来る高松市の景色だけでなく
道路からの斜線制限と、がけ条例の斜線制限にも包み込まれている。
その法的な制限に包み込まれた平面は
4間×4間の正方形のシンプルなプランで構成され、
敷地は前面道路より1.0m低くなっているため
その段差はスキップフロアで解決した。
断面に精力を注ぐというのは空間をより良くする結果につながる。
これは自分自身への教訓でもあるし、
建築というのは底知れぬ深さを
おのずから包み込んでいるモノなのだということを伝えたかった。
スタッフ募集
とある工場トップライトから洩れる光で架構が照らされる。↑
設計スタッフを募集してます。
私たちの創る建築に興味があり、建築が好きで粘り強い方々を歓迎いたします。
・実務経験者を優先しますが、 未経験でも意欲と熱意のある方は歓迎します。
・当初数カ月の試用期間を経て入社していただきます。
・給与は経験・能力を考慮のうえ決定いたします。
履歴書及びポートフォリオを弊社宛てにお送りください。
取り急ぎ簡易なもので結構です。
後日こちらからご連絡させていただきます。
オープンデスク・インターンも随時募集してます。(ポートフォリオは不要)
テンキュウカズノリ設計室
岡山市北区丸の内1-13-10-2F 〒700-0823
t.086-235-5516
f.086-235-5517
mail:info@k-tenk.com
募集して言うのも何なんだけど
建築設計は苦労、心労が多くて報われることが少ない。
しかし、やり抜くしかない。
まだまだ走り続けなければならない。
スタッフや仲間と共に走り続けていこう。
スタッフが1人、進むべき道が見つかったと言って退社した。
2年間で成功したことや失敗したことを忘れず
いかなる理由があろうと逃げずに続けることにより
道は自然と予想以上の展開で開けるもの。
自分の絶対目標があるなら、強い集中力を持って進んでいって欲しい。
その時にまた、会う事があるかもしれない。
染み付いた風景
「屋島の家」↑
絵葉書のような夕暮れとその前を立ちはだかる無人の社宅。
オープンハウスは月末かな、、、
風景というよりもその時代、その世界の価値観や美意識、
生活の愉しみや悩みはどんなものだったんだろう、と想像してしまう。
染み付いた空気の余韻を味わいながら、
描かれているわずかな風景をもとに
描かれていない多くのことを想う優しさも必要かな。