↑ 屋島の家
Worksへのupはしばらくお待ちください。
気がつけば仕事始めから1週間、
展覧会から1ヶ月近く経つ。
「果報は寝て待て」のことわざがあるけれど
まずそんなことはありえない。
私の場合「果報」はチャンスだけど
これは決して棚からぼた餅が落ちてくるように
落下してこない。
まず何よりも渇望しなくてはならない。
そうすると身体も精神も受容的になり
さらには能動的になってくる。
そんな中人並みに歳をとって
体力も落ちているのを自覚しているけど、
やりたいことは増え続けている一方。
受容と能動を繰り返しながら
年末年始を過ごし今に至りました。
遅ればせながら
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
「屋島の家」タグアーカイブ
ご来場ありがとうございました。
染み付いた風景
「屋島の家」↑
絵葉書のような夕暮れとその前を立ちはだかる無人の社宅。
オープンハウスは月末かな、、、
風景というよりもその時代、その世界の価値観や美意識、
生活の愉しみや悩みはどんなものだったんだろう、と想像してしまう。
染み付いた空気の余韻を味わいながら、
描かれているわずかな風景をもとに
描かれていない多くのことを想う優しさも必要かな。
「屋島の家」地鎮祭
先日は香川「屋島の家」の地鎮祭。
かつては島だったこの地は、
長い進化のプロセスを経て、
今ある姿
陸続きになった。
計画地の北には
源平合戦で知られる屋島、
南には高松市街が一望出来る
高台にある。
この自然と人工物の狭間に
位置するこの計画地には、
進化してきた
歴史の集積物がある。
歴史だけでなく
地理、地質の特性をはじめとして
人間が付けた様々な痕跡までもが
記憶に刻み込まれ
さらに保存されていく。
如何なる縁なのか。
偶然、何ものかに導かれるように
この地への建築が始まろうとしている。