土曜日は徳島「城南町の家」の設計契約。
今日は岡山「桑野の家」の地鎮祭と
EBISUYA projectのプレゼン。
いろいろな場所で仕事をしてきて、
多くの町と人と付き合いながら
一つだけ理解し始めていることがある。
気持ちの中に建築を建てることなんだなぁって。
幻想や夢の中に建てるってことではない。
みんなの記憶の中に直接建築を建てること。
記憶そのもの、知覚そのものを
直接デザインしてしまおうとすること。
文化というのはどうやら集団としての
記憶の集積のことらしい。
異国の地から来て
この場所へ家を建てるクライアントの想いだったり、
ヨーロッパやアジア、
あらゆるところへ旅した店主が
ココに帰るとホッとするのは
自分の記憶の何がしかが
いつもここに棲みついているのを
自覚しているからだろう、、、
この駅前はそんなに豪華なものではない。
それでもどんなに豊かな都市の
どんなにモダンにデザインされた道よりも
はるかに生き生きとした場所になるだろう、、、
物語はイヨイヨ突入する。