今年の春に引き渡しした家の撮影。
透き通った川のせせらぎに誘われながら、
住宅地の中に入っていくと、
宙に浮いたような庭が目の前にあらわれる。
宙に浮いた芝も梅雨とともに
過ごしながら青々と育ち、
灼熱の太陽のもと、
形容しがたい気配が
その場所に馴染んでいるようにも見えた。
どこからか蝶々やバッタがやってきて、
カエルが生息する。
外部から生命体を取り込んで、
静かに何かを待ち続ける。
その何かはわからないけど、
不穏で、しかも悦ばしくもある何か。
緑という名の宇宙的物質が
この地球を覆うのではないか、
と、、、
Yさん、ご家族の皆さま、
暑い中撮影のご協力ありがとうございました。
水草は私のボタニカル・ライフに
三角関係を持ち込んでしまったようですけど、
ほしかった水草を大事に育ててみます。
「かりそめ」カテゴリーアーカイブ
不意の贈り物
お礼
先日の「芸西の丘の家」のオープンハウス、
遠いところ沢山のご来場、
ありがとうございました。
地理的な広大さ。
環境の多彩さ。
ここに住むおおらかな息づかいが
感じられる場所になりました。
収穫
雨の日の後の屋上は
緑がみずみずしくて気持が良い。
きゅうりとシシトウが
収穫出来て嬉しい。
植物は手入れをすれば必ず芽を出すから、
より因果応報的物質である。
屋上菜園
次なる時代へ
今まで幾度となく輸血してきた。
手術という方法もあるけど、
やっぱり気力体力を充実させるには
血を入れ替えるしかないようだ。
これは私の体のことではない。
実は疲労の極みの連続だけど、
もうこれは直す必要はない。
後は坂道を転げ落ちるように惰性で走るしかない。
どこかが少しばかり痛んでいても、
止まって修理するよりは
走り切ってしまった方が合理的なのだと
信じることにしている。
なので輸血、
いや日本人スタッフを増やしたのである。
外国人枠を設けるつもりもなく、
恥をかく勇気も人一倍持っているつもりだけど、
もちろん私の英語は煮え切らないシロモノで、
言葉の壁を乗り越える体力はないので、
1ヶ月ほど前に
イタリア人から送られてきた就職依頼のメールも、
お断りの返事をする始末。
青津参道の家 オープンハウス
音楽室のある平屋の家の写真撮影
撮影やオープンハウス、
大三島への逃亡劇と
ドタバタの連続の中、
新しい時代の幕開けである。
4年経った家具工場の写真撮影
逃亡劇のあった大三島
土間空間
「青津参道の家」オープンハウス
このたび岡山市東区で
設計監理を進めてまいりました
「青津参道の家」が竣工します。
クライアントのご厚意により
4月6日(土)7(日)オープンハウスを行います。
お時間が許すようでしたらぜひお越しください。
当日はゆっくりご覧いただけるよう
予約制とさせていただいております。
ご予約は下記メールにて
お問い合わせください。
現地の場所については
ご連絡いただきました方に
こちらからご案内いたします。
Email:info@k-tenk.com
受付は4/5(金)17:00までとさせていただきます。
§
空間を分ける要素として、
物理的、空間的、記号的なものがあります。
物理的なものとして、
壁、家具、ガラス、植栽などで分けられるもの、
空間的なものとして、
床の段差、天井の高さ、距離、配置
記号的なものとして、
色、素材、明るさ
などがあります。
窓は光を取り入れ、風を入れる
外をみせて、うちをみせる
南のあかるい光
北のやわらかい光
遠く抜ける屋根の上からの景色