カテゴリー別アーカイブ: 全体

次なる時代へ

0501-輸血

 
今まで幾度となく輸血してきた。
 
手術という方法もあるけど、
やっぱり気力体力を充実させるには
血を入れ替えるしかないようだ。
 
これは私の体のことではない。
 
実は疲労の極みの連続だけど、
もうこれは直す必要はない。
 
後は坂道を転げ落ちるように惰性で走るしかない。
 
どこかが少しばかり痛んでいても、
止まって修理するよりは
走り切ってしまった方が合理的なのだと
信じることにしている。
 
なので輸血、
いや日本人スタッフを増やしたのである。
 
外国人枠を設けるつもりもなく、
恥をかく勇気も人一倍持っているつもりだけど、
もちろん私の英語は煮え切らないシロモノで、
言葉の壁を乗り越える体力はないので、
1ヶ月ほど前に
イタリア人から送られてきた就職依頼のメールも、
お断りの返事をする始末。
 
 
0501-OHaoz
青津参道の家 オープンハウス
 
0501-mk
音楽室のある平屋の家の写真撮影
 
 
 
撮影やオープンハウス、
大三島への逃亡劇と
ドタバタの連続の中、
新しい時代の幕開けである。
 
 
 
0501-wf+1
4年経った家具工場の写真撮影
 
0501-大三島
逃亡劇のあった大三島

土間空間

0401-gsm

 
エントランスやポーチでもなく
日本の玄関は空間としてというよりも
用途として住宅の大きな要素です。
 
ここで客を迎え、履物を脱いだり
履いたりする行為は今も残り続け、
和室や床の間はなくなってますが、
伝統的儀礼を踏襲する空間です。
 
そんな家の工事の途中です。
 
0401-mtnmk01
 
0401-mtnmk02

「青津参道の家」 オープンハウス

0328-見上げ

 
このたび岡山市東区で
設計監理を進めてまいりました
「青津参道の家」が竣工します。
 
クライアントのご厚意により
4月6日(土)7(日)オープンハウスを行います。
 
お時間が許すようでしたらぜひお越しください。
 
当日はゆっくりご覧いただけるよう
予約制とさせていただいております。
 
ご予約は下記メールにて
お問い合わせください。
 
現地の場所については
ご連絡いただきました方に
こちらからご案内いたします。
 
 
Email:info@k-tenk.com
 
 
受付は4/5(金)17:00までとさせていただきます。
 
0328-青津参道の家
 
§
 
 
空間を分ける要素として、
物理的、空間的、記号的なものがあります。
 
物理的なものとして、
壁、家具、ガラス、植栽などで分けられるもの、
空間的なものとして、
床の段差、天井の高さ、距離、配置
記号的なものとして、
色、素材、明るさ
などがあります。
 
 
窓は光を取り入れ、風を入れる
外をみせて、うちをみせる
南のあかるい光
北のやわらかい光
遠く抜ける屋根の上からの景色
 
0328-外観
 

未完の家

0319-umi

 
4年ほど前、
この地でみかんの葉から反射して降る陽光が
サラサラと顔や体に降りそそがれたように、
曇り空の中、
まぶたの裏にそれを感じ、
再びこの地へやってきた。
 
入江の向こうには同じように空が続いていて
豊後水道が広がっている。
 
呑気な雲だって迎えてくれる。
 
変化し続けるこの家と家族を楽しみにまた来ます。
 
0310-orange

馬の蹄

0302-管制塔

 
潮風にゆれ
クローバーに浮かぶ管制塔に心を奪われた。
 
これからは生産と流通のサイクルにコミットする
何らかの手段を持たざるを得ないのだろう。
 
設計するということの内には、
その可能性がずうっと眠らされていた。
 
設計図をつくることに内在する
途方もない可能性について、
あらためて想いを馳せる必要がある。
 
視点をほんの少し変えるだけで、
途が拓けるに違いない。
 
0302-滑走路

松並木の家 地鎮祭

0209-mtnmk

 
三重にも四重にも、
まるで重箱のような
建築玉手箱になっている吉備津神社。
 
入れ子建築になっているが、
玉手箱とは何やら
遺伝子を封印した人体の比喩ともとれ
無意識の記憶をもちながら
百代の過客の輪廻を繰り返す。
 
もっと広く解釈すれば、
魂魄、肉体、それを覆う衣服、
さらに建築、都市へと
無限に展開していくのではないだろうか。

区切るとか区切らないとか

0209-askr

 
これはかなり人の性格にも
影響されるもののようだ。
 
ある空間を占有するということの要求と、
他の空間につながっていたいという欲望とは、
往々にして相矛盾するが
いつもこの2つは存在する。
 
0209-askrCO
 
0208-青津参道
 
「朝倉の家」「朝倉甲の家」「青津参道の家」

微細な変化

1230-ジャーナル

 
数年前まではしょっちゅう枯らした。
 
枯らしては新たな生命体を導入し、
全神経を傾けた。
 
傾けすぎるからまた根腐れなどをして、
肩を落とすはめの連続である。
 
ところが今年の猛暑を耐えた植物たちは、
枯れなくなった。
 
枯れることに慣れてしまった体ゆえに、
枯れないことが時間の停止にさえ思われてくる。
 
劇的な変化を無意識に希求していたが
それは間違っていた。
 
日々微細な変化を遂げているこいつらにしてやれることは
この世にただ一つしかないのである。
 
 
§
 
今まで出会って来たクライアント、
日々微細な変化を遂げているスタッフやパートナー、
施工会社の方々のお陰で
独立して15年続けることが出来ました。
 
今年も多くの方と出会い、
私自身もたくさん勉強する機会を
いただいたと思います。
 
それと建築ジャーナルさんからの依頼で、
8ページにも及ぶ15周年の特集を
組んでいただきました。
 
機会をくださった建築ジャーナルのKさん、
協賛してくださった関係者の方々
本当にありがとうございました。
 
来年1月1日に発行予定です。
 
 
今年は建築する意味を考えることが多く
心が折れそうになることもありましたが、
それ以上に家づくりを楽しみ、
喜んでくれる方がたくさんいたので
その姿を見続けようと心に決めました。
 
そして年末にお会いした方々とお話しして、
その意味を考えるきっかけを
いただいたような気がします。
 
言葉や文字、形にするまでには
まだ時間はかかりそうですが、、、
 
 
来年も微細な変化を遂げながら、
愛情を傾け
素敵な建築を作っていこうと思います。
 
今年もあとわずかになってしまいましたが、
大変お世話になりました。
 
来年もよろしくお願いいたします。
 
 
それでは良いお年を!

発見的方法

1216-krs

 
何か共通の反応があるのか。
 
反応の結果はさまざまな形をとっていても
その奥には何らかの法則が見いだせるのではないか。
 
と、何かを求めるべく足を運んだ。
 
想像のいとぐちは発見にあり、
発見は着目を変えることから始まるのだろう。

AかBか

1215-aoz

 
ガラスが入った。
 
天井の構造物が外部に連続しているけど
もう少し内部に近づけたい。
 
 
1215-askrco01
 
シンプルな屋根にしたつもりなんだけど。。。
 
難しいと文句を言いながらも
丁寧に仕上げてくれている。
 
1215-askrco02
 
 
もしAかBかといった
対立としてあらわれた場合は
そのどちらかではなく
もう一つ別のというものを求めたい。