この場所は、
単なる軒下空間ではなく、
立ち話をしたり、
絵を描いたり、
お酒を飲みながら読書をするような、
親密で心地良い場所である。
どこかへんてこだけれど、
そこにいる人はそんな風に思っていない。
ずっと昔からそこにいるように見える。
人が場所を創造的に使い倒している。
さてどう建て替えるか、、、
かくあらまほしきことなり。
「組織」タグアーカイブ
どうあるべきか?
今治市「玉川の家」
岡山市「西大寺の家」と
今治市「玉川の家」の地鎮祭が
先月末と先週、無事執り行われました。
これから出来る限り
リアルタイムでアップしていきます。
§
事務所を立ち上げて12年。
ここに来てやっと組織について少し考えるようになった。
設計事務所においてのことだけではないのだけれど、
情報の伝達はとても重要であり
建築における情報の難しさはその普遍性にあるように思う。
「当然、こうあるべきもの。」
という安易な考えを受け入れず、
その考えを超えるためには、
毎回膨大な数の
「どうあるべきか?」
という問いが必要になってくる。
デザインが出来なくても
情報の伝達能力が高く、
普遍性を検証する能力があれば
美しくなくとも
いい建築を作れるかもしれない、
と、思ったりもした。
つづく、、、
岡山市「西大寺の家」