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天に続く螺旋階段

 
ここに踏み板が付いたら
天に近づくことが出来る。
 
遠い地平線の彼方まで
働く人々の生活を一望に眺め、
みんなが本当に楽しい生活を
営めるようにするには
どうしたらいいかと
考えさせられるやもしれぬ。
 
 
「茶屋町の家」完成に近づく

葉っぱは屋根になる

 
葉っぱを頭にかざした。
 
雨の音がパラパラと響く。
 
葉っぱの上の水が落ちる。
 
葉っぱは傘になり、
傘は屋根になり、
屋根は住居になり、
場所になる。
 
新しい空間とはこんな風に出来るのでしょう。
 
 
「総社の家」は来月オープンハウス予定。

「建築家のしごと3」を終えて

 
暑い中にもかかわらず、
たくさんのご来場
ありがとうございました。
 
今年の「建築家のしごと」展は
夏休みということで、
子供向けのワークショップを試みてみました。
 
これをきっかけに
建築に興味を持ってくれる子供たちが
増えていってくれるといいですね。
 
 
なりたいものになることや、
やりたいことをやることは
多分概ね出来ると思います。
 
でも、何かを引き換えにしている場合が多い。
 
それでもそれを成したいと思うこと、
自己陶酔とまではいかなくても、
何かに入り込める、
ということが多分才能なのかもしれません。
 
そしてその想いの強さが
表現の強さになり、
その表現の強さが
人の心を打つのかもしれません。
 
 
今回の建築探訪は
展覧会の会場である前川國男設計の
天神山文化プラザ(旧称:岡山県総合文化センター)
 
毎年会場になる建物を
メンバーであるトリムデザインさんが案内してくれたのですが、
設計者の生い立ちや建物の意図を主観を交えず
それぞれが見て聞いて感じれるような
案内をしてくれるので
見方が多角的に、
想像が豊かに膨らんでいきます。
 
実は個人的に楽しみにしているコーナーで、
僕はと言えば建築を作り
いい建築を見続けていきたいと思っています。
 
先人たちの圧倒的な作業の積み重なりに打たれつつ、
それらに敬意を抱きながら、
ほんのわずかでも
そこに発見的な何かを
付け加えることが出来ればいい。
 
豊かな空間を作って、
人に喜んでもらえれば、
そして人の心を打つことができたらと思います。
 
0809-天プラ02
 
2枚の写真は天神山文化プラザの屋上

建築家のしごと3

 
建築家の職能として
必要なものとしていくつかある。
 
その中でコミュニケーションもその一つ。
 
施主、職人、図面、素材、寸法、形、地域、場所、時間、自分自身
様々なものといかに良いコミュニケーションが取れたかによって、
建築の質が変わってくると思う。
 
それらを伝えることが出来、
何かしら感じてもらうことが出来たらと思い
今年も「建築家のしごと3」を行います。
 
 
 
ルイス・カーンはレンガに
「何を望んでいるか?」
と聞いたらしい。
するとレンガは
「アーチが好きなんだ。」
と答えたそうだ、、、
 
0731-ルイスカーン01
アユブ国立病院

素材でござい/闇

旧閑谷学校(岡山県備前市閑谷)
 
 
普遍性のある建築には、
闇を受け入れる素地があるように思う。
 
闇は静けさと落ち着きをもたらす。
 
暗いだけでは気味が悪い。
 
闇を受け入れる質がなければならない。
 
柱梁は黒光りし
ざらざらした土壁は差し込む光に立体感をもたらす。
 
時を重ねた素材、
重ねうる素材は闇を引き立てる。

素材でござい/水・緑

 
変化を導き入れる素材に水や緑などがあります。
 
音を立て噴出し流れ落ちる泉、
光を反射させる静寂な湖、
影を映し出すしゆらめく水面など
水は多様な変化をもたらします。
 
 
また植物も風にそよぎ、
天候の移り変わりにより木陰を作り出し、
四季折々色を変え、
年を経て成長することまで繰り返しながら
質の変化を空間に与えます。
 
0731-西粟倉村

貝ノ川棚田

 
その土地にある
人々の用のために生み出されたものは
特別なものではなく、
その場所がもつ歴史や
人の力などによってつくられ、
今も愛されているものが多くあります。
 
生活の用のために実直に作られているせいか
健康で平穏な美しさや風格が
自然に備わっているような気がします。

「総社の家」現場

 
デザインの始まりには
紙とエンピツを使い手を動かして考える。
 
スケッチによって描かれた線は、
不要な情報が省かれ
思い描くコンセプトが
ストレートに表現されたものである。
 
そして唯一CAD上でコーナー処理されなかった曲線が
玄関へと誘う。

「CSH」現場打合せ

ガラス越しに庭が眺められるであろう
開放的なこの場所は自由を感じます。
 
この空間がクライアントまでもを解放させます。
 
 
「自分が本当に好きなものを見つけ出し、
作っていくことが何よりも大切です。」
 
解放されたクライアントがこの照明を持ってきたとき、
ケース・スタディ・ハウスを設計した1人
エドワード・キリングスワースが言ってた言葉が脳裏をかすめた。
 
0414-2CSH