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日記のチカラ

写真は計画地の横の擁壁の刻印。
 
ボクが生まれた年月に
この辺りの新幹線の高架の工事が
終わったのだろうか、、、
 
 
 
ボクのブログを2、3回繰り返して読むという。
 
言葉の一つ一つを感じながら、
自分に置き換えて読む。
 
確かに文章を組み立てるとき、
建築を組み立てる時のように見る人を意識し、
見る人それぞれがが多角的に感じ
想像できるように言葉を選び書くこともある。
 
それを繰り返し、
様々なシーンに置き換えて読み、
過去のブログにさかのぼって
自分の年と重ね合わせ読む。
 
過去のブログを読まれるほど
恥ずかしいものはないのだけれど、
それが考えるきっかけになればと思い
書き続けている。
 
いつもこれを読んでくれている
クライアントの皆さん、
繰り返し自分に置き換えながら読んでいる
3年目のスタッフ、
この小さな個人の日記で、
大した力にも結果にもならないかもしれないけど、
もしかしたら新しい世界の一歩が
踏み出されるのではなかろうか、、、

植物の居場所

 
人間が生み出した今日の文明のあらゆる問題は、
何れにしても自然を改造しているところにある。
 
人間にとって有利なように切り替えている。
 
それはどうしても不自然ということを伴っている。
 
しかし自然は大変に寛容だから
少しくらいの不自然はゆるしてくれるだろうと、
スタッフと事務所の植物たちの居場所を変えててみた。
 
人間のエゴかもしれないけど、、、

好きか嫌いかというよりも

 
建築が好きか嫌いかと言うより
やらずにいられないか、
やらざるを得ないか
だと思う。
 
仕事をしていく上で、
問題は山積みしているけど、
それを乗り越えることに人々は喝采します。
 
満腹より空腹の時の方が食事はおいしい。
 
与えられた条件の中に
問題が山積みになっている方が
立ち向かう人間にとしては
意欲がますます湧いてきます。
 
設計図でも勉強しようと意欲がある図面、
とりあえず表面的に描いた
魂の抜けた図面は表れてきます。
 
それがやらずにはいられない図面と
やらざるを得ない図面の
違いなのでしょう。
 
 
建築は人間生活のあらゆるものに
関わりを持つものです。
 
こと建築に限らず
ものをつくる喜びを感じれば
それが励みになり、
仕事にも精が出るでしょう。
 
 
 
上の写真
「シンプルなプランにシンプルな片流れの屋根の家」
大きな片流れの屋根が包み込み
棟上げと同時に配線工事が始まる。
垂木を見せるデザインは
シンプルに見えて工程は複雑。
 
 
0330-大野
「4台分のガレージがある家」
棟上げの時に
やっと大きさを感じるのがほとんどだけど
基礎の段階ですでに迫力がある。
大きすぎて全体が撮れなかった。
 
 
0330-味野
「17坪+屋根裏の家」
足場が撤去され
青い空に青い屋根が溶け込む。
 
 
0330-伏石02
「3方囲まれたコの字の家」
離れのような和室を土壁でつなぐ。
 
 
0330-土田
0330-土田02
「岩盤が眠るくの字の家」
地面の下にはいろいろな土が堆積している。
調査したりすると、
それが分かっておもしろい。
建築の支持層としては
当然沈下しない密実な土が良い。
しかしここは密実どころではない。
地層の中の岩盤が目を覚まし、
一触即発が心地よい緊張状態を生み
力強ささえ感じる。

物を愛する

 
物を愛し、
物をつくることに
生命をかけている人がいるとすると、
その人は
本来の筋を歩んでいるにもかかわらず、
知られることなく
生涯を終えるかもしれない。
 
しかしその人はそんなことよりも
安定した収入よりも
生きがいを感じ、
同時に仕事が楽しめる世界を
自らが作り出すのだろう。
 
0318-oms05

物をつくる

島に渡った。
 
ことにいろいろ違った世界での生活パターンと、
その道具、
その飾り物、
それらは新鮮だった。
 
住宅も町も新鮮だった。
 
そんな感情を抱きながらも
当たり前だけど
人間が物をつくることを知った。
 
人工物に囲まれて暮らすということが
新たなきっかけになり、
人間がつくるということはどういうことか
という原点を教えてくれた。
 
そんな人、
そんな場所だった。
0318-oms03

物体は教えてくれる

卒業式を迎えた子供たちを見ていると
小さい頃を思い出す。
 
赤ん坊の時なんか
「あ~」
って言うだけで大体通じていた。
 
そのうちだんだん知恵が発達すると
口先だけで言うようになる。
 
大人になれば口先だけで話す。
 
腹ごとではうまくいかない。
 
 
その時何が通じるかというと、
物体は通じる。
造形は通じる。
 
 
次の日、
どうしても行きたい場所に
行くことにする。
 
それを教えてくれることを
願いながら。

いくつかの報告 vol.3

「味野の家」
 
こぢんまりとした小屋のような家の中に
小屋が現れる。
 
 
「富原の家」
地鎮祭を終え、
来週棟上げを迎える。
 
 
「勝占の家」「大そねの家」
引渡しを終え、
撮影の途中、
一昨年お引渡しした「廿枝の家」に寄る。
 
0228-msn01
 
庭も少し手が加えられ、
人とともに成熟している。

いくつかの報告 vol.2

 
休みの日も出て仕事を続けたり、
現場や打合せに同行したり、
他愛もないもので
コツコツやっているのを見たりすると、
ドタバタの毎日の中、
私もまぁもう少し頑張ってみるか、と
つぶやいたりしてしまう。
 
建築に興味を持ち始めてるならと
広島で行われた「大野の家」の地鎮祭の帰り、
福山の神勝寺に立ち寄る。
 
0204-ssj03
 
0204-ssj02

いくつかの報告 vol.1

「小屋と家」
 
粉雪が舞う地鎮祭を終え、
儺追風が去り春風とともに
着工を待つ。
 
0115-ky02
 
 
 
「土田の家」
0320-ttd
 
いよいよ着工。
これから地中に眠っている
岩盤との戦いが始まる。
 

春分の候

 
今年ももう3月が終わろうとしている。
 
凍りついたブログは春寒の緩みで次第に解け始め、
ムスメの小学校卒業とともに
新たな気持ちでスタートする。
 
 
キレギレの時間と
バラバラな空間に
ドタバタな毎日。
 
小さいまとまりをつくりながら、
大きいネットワークをつくっていく。
 
これらをつなぐものが出来ないと、
本来の意味で一人一人の人生の時間を
大切にするようなものに
なっていかないような気がします。
 
 
バラバラな空間と
切りとられた時間の組み合わせの中で
生きているような世界から、
自分自身を大切にしていき
そして誰もがそれが出来るような体制に
していかないといけないなぁ
と、ドタバタな毎日の中で思いました。