かりそめ」カテゴリーアーカイブ

漲るエネルギー

高知からの打合せの帰り、
ふと目が覚めたら
夕陽が逆光で僕を照らし、
シルエットだけとなった
瀬戸内海の島々が包み込んでくれる。
 
それらは今までの疲れを取ってくれると同時に
エネルギーがみなぎる予感がする。
 
 
明日、ある番組の説明に来られるけど、
やはり苦手である。
 
はやく黙して語らずに足る建築を創らねば、、、

龍河洞

 
打合せまで時間をもてあましたので
香南市にある龍河洞に行ってみた。
 
総延長4km、
通常ルートは1km程で
歩いて2,30分。
 
決して広くない。
中腰になりながら体をひねらせて
やっと通れるような場所があちらこちら。
 
うす暗闇やその奥の明るい場所が
のべつ幕なく続き、
迷宮を迷いめぐるようでわくわくする。
 
 
わずかな時間だけど
時の流れから
甘くタイムスリップすることが出来た。
 
コントロール不能となったこの世の中に対して
抗おうとする強い意志を持った石灰の塊。
 
永遠に作り続けられていく
手つかずののままの建築的自然界。
 
0907-龍河洞02

改めまして、、、

謹啓
 
初秋の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引立てを賜り厚くお礼申し上げます。
さて弊社は去る6月16日より株式会社として業務を開始しいたしました。
これもひとえに日頃よりの皆様方のご厚情とご支援の賜物と
心より感謝申し上げます。
このたびの株式会社設立を機に社員一同さらなる精励を誓い
社業発展を期し皆様のご要望に誠心誠意お応えできるよう努力いたす所存です。
何とぞなお一層のご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
まずは略儀ながらBlogにてご挨拶申し上げます。
 
謹言
 
 
 
わたくしだけに留まらず、
取り巻くスタッフやパートナーたちが
建築だけを描かない、
それ以外のものも描くこと。
 
建築するという枠組み自体を疑い
建築自体よりもその内や外で
どんな生活をしているかを大事にし、
 
笑いたいような、
 
泣きたいような、
 
たくさんの感情が湧き出るような、
 
場所やモノをつくっていきたい。
 
 
それらは人間との関係を新しく繋ぎとめ、
ゆるく開放しながら
自由で思いがけない棲み家を紡ぎ出していき、
 
私たちのこれからのモノづくり、
 
住まいづくり、
 
ひいては街づくりに繋がってほしい、、、
 
 
そんな思いでこんなことになってしまいました。

ホームページリニューアル

想い描いていたことが少しずつカタチになってきたので、
HP、日記のスタイルを変える事にしました。
 
 
日記形式のメモをつけるという私にとっては七面倒臭い作業が、
お陰様で習慣となっていたはずの日記も今は不定期。
 
しかしながら、当たり前になる日常的習慣になってしまったら、
それを多くの人に垂れ流し続けるのは余りにも恥が多い。
 
恥をかいても良い年令ではない。
 
止めろと言われて、止めるような私ではないが、
HPをリニューアルすることで
記録を取り続けられる確信を得たので、
一度これ迄の日記スタイルを停止して、
そしてすぐ続行する事にする。
 
読者諸賢は、何が変わったのか、
いぶかしく思われるかも知れないが、
要は、私がホンのチョッと変化したいと思ったに過ぎない。
 
そのきっかけを得ただけの話である。
 
 
きっかけをいただき
そのスタイルを表現出来るようにHPを作ってくれたIさん、
今後とも良いきっかけを創っていきましょう。

44歳


スタッフからプレゼントをいただく。
 
そして8月21日で44歳になる。
 
 
眼に見えるモノ、
すなわち形あるものは必ず風化する。
 
年をとるコト、
すなわち体内に不敵な自信が湧き上がる。
 
これも建築のおかげ、
家族やスタッフのおかげ様である。

暮らすこと、生きること

新たなスタッフと
事務所の模様替えで
事務所も少しずつ変化する。
 
暮らしてゆくこと、
生きてゆくことは
常に身の回りの空間を作っていき
変化してゆくことである。

花火

今まで打ち合わせで見ることが出来なかった
事務所での花火。
 
今年、遂に見ることが出来た。
 
ふくいくたる日本酒の香りにつつまれて、
しばしの平安を楽しんだ。
 
事務所の屋上は香ばしい匂いに空間を占領され、
一時間程桃源郷となった。
 
このにぎやかな平安は
普段の静かな県庁通りでは
構築できないかも知れないが、
 
その一方で
普段見ることのないスタッフの姿が
構築されていた。
 
 
、、、そしてゆるやかに解放されていた。。。

スタッフ募集

とある工場トップライトから洩れる光で架構が照らされる。↑
 
設計スタッフを募集してます。
 
私たちの創る建築に興味があり、建築が好きで粘り強い方々を歓迎いたします。
 
・実務経験者を優先しますが、 未経験でも意欲と熱意のある方は歓迎します。
・当初数カ月の試用期間を経て入社していただきます。
・給与は経験・能力を考慮のうえ決定いたします。
 
履歴書及びポートフォリオを弊社宛てにお送りください。
取り急ぎ簡易なもので結構です。
後日こちらからご連絡させていただきます。
 
オープンデスク・インターンも随時募集してます。(ポートフォリオは不要)
 
 
テンキュウカズノリ設計室
岡山市北区丸の内1-13-10-2F 〒700-0823
t.086-235-5516
f.086-235-5517
mail:info@k-tenk.com

 
募集して言うのも何なんだけど
建築設計は苦労、心労が多くて報われることが少ない。
しかし、やり抜くしかない。
まだまだ走り続けなければならない。
スタッフや仲間と共に走り続けていこう。
 
スタッフが1人、進むべき道が見つかったと言って退社した。
 
2年間で成功したことや失敗したことを忘れず
いかなる理由があろうと逃げずに続けることにより
道は自然と予想以上の展開で開けるもの。
 
自分の絶対目標があるなら、強い集中力を持って進んでいって欲しい。
 
その時にまた、会う事があるかもしれない。
 

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「菩提寺庫裏」の通り土間

不完全な認識

打ち合わせのため宮崎に向かう。
日向市駅舎
ここにも内藤廣の設計が、、、
 
人が何かを伝えようとすると、そこには必ず様々なノイズが入り込む。
 
同様に、私たちは認識するとき
たいてい多くの誤謬や錯覚を抱いている。
 
 
それは、時に希望観測的な願望であったり、
必要以上のニヒリズムであったりといろいろだけど、
いずれにしても人の認識と情報の処理能力には限界があるので
「完全な認識」にたどり着くのは難しい。
 
誰でも「あの時、これを知っていれば、、、」
と思うようなことは、日常生活の中でも繰り返し起きる。
 
ボクもそうした試行錯誤の中に生きている。
 
正しい認識にたどり着きたいという思いは、
今も昔も人間の共通の希求としていつまでも消えることはないが、
追い求めて行かなくてはならない課題である。
 
ただそれとは別の考え方として、
「誤読的な想像」や「偶発的な出来事」が
新しい姿を創り出すこともあるし、
実際、建築の創造においては、そうした側面が多い。
 
だから誤読と偶然は、必ずしも無意味なものではない、と思いたい。

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さぬきの工場 棟上げ

↑ 工場の架構
 
 
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↑この週末はさぬき市で工場の棟上げ。
少しずつカタチになっていく我が工場を遠く見つめる主と
土いじりをしているムスメさん。

 
 
 
そういえば野菜や土をいじっていると
突然良いアイデアが浮ぶのだと誰かが言っていた。
 
私も触ってみたがもちろんそんなことは訪れて来るわけがない。
 
普段アブストラクトなことばかり考えているから
それで具象物に触れたい欲求が生まれてくるだけなのか。
 
そんなことばかりしてるから予定がこなせないのか。
 
もろもろの仕事が気になって仕方ないが、時間が取れない。
事務所になかなか戻れない。
 
今はスタッフを信頼するしかない。

 
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西予市「三瓶の家」