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「総社の家」オープンハウス

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素材とかたちのあいだには
ふさわしい関係がある。
 
建物をつくるときに
その関係が良いものと良くないものでは
空間の質も大きく異なってくる。
 
そこには緊密な関係がある。
 
建築の力は
この関係に宿る部分が
大きいのだと思う。
 
 
11月19日、20日
「総社の家」オープンハウスです。

「建築家のしごと3」を終えて

0809-天プラ01

 
暑い中にもかかわらず、
たくさんのご来場
ありがとうございました。
 
今年の「建築家のしごと」展は
夏休みということで、
子供向けのワークショップを試みてみました。
 
これをきっかけに
建築に興味を持ってくれる子供たちが
増えていってくれるといいですね。
 
 
なりたいものになることや、
やりたいことをやることは
多分概ね出来ると思います。
 
でも、何かを引き換えにしている場合が多い。
 
それでもそれを成したいと思うこと、
自己陶酔とまではいかなくても、
何かに入り込める、
ということが多分才能なのかもしれません。
 
そしてその想いの強さが
表現の強さになり、
その表現の強さが
人の心を打つのかもしれません。
 
 
今回の建築探訪は
展覧会の会場である前川國男設計の
天神山文化プラザ(旧称:岡山県総合文化センター)
 
毎年会場になる建物を
メンバーであるトリムデザインさんが案内してくれたのですが、
設計者の生い立ちや建物の意図を主観を交えず
それぞれが見て聞いて感じれるような
案内をしてくれるので
見方が多角的に、
想像が豊かに膨らんでいきます。
 
実は個人的に楽しみにしているコーナーで、
僕はと言えば建築を作り
いい建築を見続けていきたいと思っています。
 
先人たちの圧倒的な作業の積み重なりに打たれつつ、
それらに敬意を抱きながら、
ほんのわずかでも
そこに発見的な何かを
付け加えることが出来ればいい。
 
豊かな空間を作って、
人に喜んでもらえれば、
そして人の心を打つことができたらと思います。
 
0809-天プラ02
 
2枚の写真は天神山文化プラザの屋上

建築家のしごと3

リーフレチEƒˆ

 
建築家の職能として
必要なものとしていくつかある。
 
その中でコミュニケーションもその一つ。
 
施主、職人、図面、素材、寸法、形、地域、場所、時間、自分自身
様々なものといかに良いコミュニケーションが取れたかによって、
建築の質が変わってくると思う。
 
それらを伝えることが出来、
何かしら感じてもらうことが出来たらと思い
今年も「建築家のしごと3」を行います。
 
 
 
ルイス・カーンはレンガに
「何を望んでいるか?」
と聞いたらしい。
するとレンガは
「アーチが好きなんだ。」
と答えたそうだ、、、
 
0731-ルイスカーン01
アユブ国立病院

素材でござい/水・緑

0731-水

 
変化を導き入れる素材に水や緑などがあります。
 
音を立て噴出し流れ落ちる泉、
光を反射させる静寂な湖、
影を映し出すしゆらめく水面など
水は多様な変化をもたらします。
 
 
また植物も風にそよぎ、
天候の移り変わりにより木陰を作り出し、
四季折々色を変え、
年を経て成長することまで繰り返しながら
質の変化を空間に与えます。
 
0731-西粟倉村

素材でござい/光

0712-天プラ01

 
光には色がある。
 
光自体の色というより、
建築における光には、
光が透過したり反射したりして
空間に差し込む間に
染められるような色がある。
 
物質を介して光が変化する。
 
素材の色に染められた光は
空間の質を大きく左右する力がある。
 
天神山文化プラザにて。

「建築家のしごと2」を終えて

1216建築家のしごと2

 
たくさんのご来場、
ありがとうございました。
 
去年から始まり
今年で2回目。
 
少しずつだけど手応えを感じる何かが
去年とは違って見えました。
 
特に建物探訪はお客さんと行動を共にして、
見て、聞いて、感じての反応が間近で伝わった意味では
これからのメッセージを示唆するかのような空気感に
包まれていたような気がします。
 
それは案内人を申し出てくれたトリムデザインさんが
丹下健三が設計した旧倉敷市庁舎の背景を伝えようとする
熱い想いが届いたのかもしれません。
 
 
これからもっとたくさんの人に、、、
という欲が出るかもしれません。
 
でもやはり自分たちがやるべき方向性を見失わないように
徐々につながり広がってほしいと思います。
 
 
共用、共有、共感、共鳴。
 
共にすることはこれからもいろいろあると思うけど、
実はみんなが求めているものはモノではなくて、
時間の共有なのかもしれません。
 
 
写真は、旧倉敷市庁舎の屋上。
今は使われていないけど、
昔は屋上で演奏会などをしていたらしい。

建築家のしごと2

1209しごと展

 
12月9日(水)から13日(日)まで
倉敷市立美術館で展覧会をしています。
慌しい師走の風が吹き荒れていると思いますが
是非ご来場お待ちしております。
 
ちなみに私は11日の午後と13日に待機してます。
 
 
私の展示物は下に綴ってあるコンセプトに目を通してから
見たほうがわかりやすいと思います。
 
 
 
§
 
普段の生活の中で人々に建築が意識されることは
少ないのではないかと思う。
 
この建築はよく出来ているなとか、
これはなんて新しい考え方の建築だ
なんて感じながら街ゆく人はいない。
 
道路や橋を便利に使うように
建築も使われることがほとんどではないだろうか。
 
 
建築を設計する人が建築家だけど、
世の中では設計士さんとか建築士さんと呼ぶ。
 
建築を設計する人の中には小説家や画家や評論家と同じように、
もしかしたらそれ以上に文化や芸術的な価値を求めて
建築を考える人がいるかもしれない。
 
それが建築家なのかもしれない。
 
建築家は一所懸命に文化を考え続ける。
 
人々が求めないことまでわざわざ踏み込んで設計する。
 
頼まれもしないのに考え続け設計する。
 
うっかりしてたらメディアに紹介されたりもする。
 
メディアの力によってつくられた華やかなイメージと
そのカタチに辿り着くまでの地味なプロセス、
相反する建築家の仕事は延々と回り続ける。

お礼

1005-屋上展G

 
遅くなりましたが、
シルバーウィークから始まった
4日間の建築展へのご来場、
ありがとうございました。
 
 
何かしらのきっかけで
興味を持って足を運んでくださり、
行動してよかったなぁ、、、
と、次へとつながる何かを感じました。
 
興味を持っていろいろ聞いてこられる方や
じっくりと展示物を見て帰られる方、
屋上で過ごすスタイルはさまざまでしたが
共通して言えるのは、
屋上へたどり着いた満足感と
疑いのない空気感。
 
個人的にも建築が風に反応するのは
概念としては面白かったけど、
なかなかのスリルを味わうことも出来ました。
 
案の定、3日目には
皆さんが心配していたように雨が降り
展示物を事務所へ避難せざるを得ないこともあったけど、
それ以上に何か見えない好感触を
得ることが出来たんじゃないでしょうか。
 
内容も場所も決まっていないけど、
これからも興味を持って足を運んでくれるような出来事を
発信していこうと思います。
 
 
 
テンキュウカズノリ設計室
平野建築設計室

一瞬の訪れ

0918-2人展

 
「建築家は、ひとびとの共通の願いや喜びを
カタチにすることを求められているのだ。」
 
香山壽夫の言葉である。
 
 
その内なる秩序は一人ひとりに与えられているけど、
それは秘められ隠されていることがほとんどである。
 
しかし、それはまれにそして瞬時に示されることがある。
 
目を凝らし手を動かす一瞬の時に。
 
この伝え方が良いのか悪いのかわからないけど、
一瞬の訪れが4日間の中でいつ来てもいいように
準備しておこう。
 
 
平野。
 
 
 
 
〇・△・ケンチク~小さな建築展~

日時:2015年9月22日(火)~9月25日(金)
場所:岡山市北区丸の内1-13-10 屋上

屋上○○計画

0812-屋上03

久しぶりに事務所の屋上に上がる。
 
この灼熱の中
フツフツと沸騰し始めるものを感じる。
 
 
屋上緑化計画はいまだ進行中なのだけれど、
この場所を使うことに関して言えば、
緑化だけが目的ではない。
 
それらを通じて何かを発信していく場所の
一つであるとするなら
これからの家づくりと錆びれかけた街へ投げる
一つの疑問符なのだと思っている。
 
これをやってみるからこそ、
今の街づくり、家づくりが砂上の楼閣であることを
伝えることが出来るのではないだろうか。
 
みんなそれはウソなんだよと、
王様は裸だと叫んだ子供のように、、、
 
 
限られた時間の中で
まずは動いてみますか?
 
平野。