カテゴリー別アーカイブ: 家づくり

土間空間

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エントランスやポーチでもなく
日本の玄関は空間としてというよりも
用途として住宅の大きな要素です。
 
ここで客を迎え、履物を脱いだり
履いたりする行為は今も残り続け、
和室や床の間はなくなってますが、
伝統的儀礼を踏襲する空間です。
 
そんな家の工事の途中です。
 
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「青津参道の家」 オープンハウス

0328-見上げ

 
このたび岡山市東区で
設計監理を進めてまいりました
「青津参道の家」が竣工します。
 
クライアントのご厚意により
4月6日(土)7(日)オープンハウスを行います。
 
お時間が許すようでしたらぜひお越しください。
 
当日はゆっくりご覧いただけるよう
予約制とさせていただいております。
 
ご予約は下記メールにて
お問い合わせください。
 
現地の場所については
ご連絡いただきました方に
こちらからご案内いたします。
 
 
Email:info@k-tenk.com
 
 
受付は4/5(金)17:00までとさせていただきます。
 
0328-青津参道の家
 
§
 
 
空間を分ける要素として、
物理的、空間的、記号的なものがあります。
 
物理的なものとして、
壁、家具、ガラス、植栽などで分けられるもの、
空間的なものとして、
床の段差、天井の高さ、距離、配置
記号的なものとして、
色、素材、明るさ
などがあります。
 
 
窓は光を取り入れ、風を入れる
外をみせて、うちをみせる
南のあかるい光
北のやわらかい光
遠く抜ける屋根の上からの景色
 
0328-外観
 

未完の家

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4年ほど前、
この地でみかんの葉から反射して降る陽光が
サラサラと顔や体に降りそそがれたように、
曇り空の中、
まぶたの裏にそれを感じ、
再びこの地へやってきた。
 
入江の向こうには同じように空が続いていて
豊後水道が広がっている。
 
呑気な雲だって迎えてくれる。
 
変化し続けるこの家と家族を楽しみにまた来ます。
 
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松並木の家 地鎮祭

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三重にも四重にも、
まるで重箱のような
建築玉手箱になっている吉備津神社。
 
入れ子建築になっているが、
玉手箱とは何やら
遺伝子を封印した人体の比喩ともとれ
無意識の記憶をもちながら
百代の過客の輪廻を繰り返す。
 
もっと広く解釈すれば、
魂魄、肉体、それを覆う衣服、
さらに建築、都市へと
無限に展開していくのではないだろうか。

区切るとか区切らないとか

0209-askr

 
これはかなり人の性格にも
影響されるもののようだ。
 
ある空間を占有するということの要求と、
他の空間につながっていたいという欲望とは、
往々にして相矛盾するが
いつもこの2つは存在する。
 
0209-askrCO
 
0208-青津参道
 
「朝倉の家」「朝倉甲の家」「青津参道の家」

寒中の終わり

0203-配筋検査

 
年が明けやっと筆を持つきっかけになったのは、
太平洋を見渡しながらの配筋検査からである。
 
 
今年もいくつかの建築がいろんな場所でうごめき、
この大地を共有の財産として生活の基盤と考え、
町に山に海に囲まれて風景をつくっていく。

AかBか

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ガラスが入った。
 
天井の構造物が外部に連続しているけど
もう少し内部に近づけたい。
 
 
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シンプルな屋根にしたつもりなんだけど。。。
 
難しいと文句を言いながらも
丁寧に仕上げてくれている。
 
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もしAかBかといった
対立としてあらわれた場合は
そのどちらかではなく
もう一つ別のというものを求めたい。

棟上げ

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朝倉と三木町の棟上げ
 
 
文章でも書き出しや結びで
ピリッとしたりしなかったりするように、
建築の設計もいろんな条件を聞いて、
この手で行こうと直感的にその場でなにか生まれた時は、
なめらかに出発する。
 
句読点がないと、
どこに重点があるともわからない羅列が続いてしまうので、
やはりなにかこの手で行こうという核のようなものがあると
モヤモヤしたものが
次第にはっきりした姿になっていく。
 
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「青津参道の家」棟上げ

0924-青津参道

 
住宅の設計は、
たぶん事実小説を組み上げるのに
似ているのだと思う。
 
単に事実の羅列では
小説にならないように、
使い勝手を処理しただけでは
住宅にならない。
 
時代背景の中に位置付けるように、
気候や風景、歴史の中に収めるのである。
 
一方では予算や材料、
施工や法的なことなどの制約があり、
他方には世界観や人生哲学の
崇高さが求められ、
住み手の生活と関心や執着、
はたまた夢と現実を
満たさなければならない。
 
一つ一つの謎解きをしていくようなもので、
住み手と施工者と設計者とで
一つの作品に仕上げていく過程の中で、
希望と現実を繰り返すように、
紙の上から現場へと移り、
躯体が組み上がっていく。

ご来場ありがとうございました

0918-OH

 
お忙しい中、
また遠いところお越しいただき
ありがとうございました。
 
いつも思いますが、
どんな方法であれ
表現された建築を通じて人とつながるのは、
生きることの一部にすぎないですが、
その表現は
他の何ものにも遥かに超えて
大きいと思います。
 
そのような機会をくださった
クライアントのHさん、
ありがとうございました。
 
 
 
住宅のデザインというのは、
人生のあらゆる面が
凝縮して表現されるものなので、
わずかな紙面・文面では
とうてい述べきれません。
 
一人一人の人間と物とのつながりの中に
生じるものであり、
家の姿形は
家人の人生のあらゆる面から
生まれたものだと思います。
 
 
富も、地位も、利便も捨てて
物の世界に埋没し
一体感を味わえる恍惚境を生み出す手段、
物を徹底して人間の側に近づけることで、
星や月を眺めながら
うっとりと出来るスペースが
生まれるのでしょう。
 
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