カテゴリー別アーカイブ: ケンチクノコト

発見

0104-称名寺

 
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
 
 
 
年始は実家に帰ってました。
 
写真はその時に立ち寄った
称名寺というお寺です。
 
 
始まりも終わりもなく
流れ動き続けるようなかたちは、
その背後に生命の円想を観、
その生命を敬し、愛し、
仏教が教える捕らわれのない心、
執着から解放された心を発見し、
かたちに表わしているような
鐘楼です。
 
 
§
 
 
発見とは
「私たちによってつくり変えられるべき世界」ではなく、
「私たち一人一人がそれによって支えられている世界」を、
そこに見出すことなのでしょう。
 
今年は、
「いまだ知り得ぬ世界」の外に身を置きながら、
想像や予想を積み重ね、
外の世界の尺度によって情報を集めたり、
一人一人が引きつけられる部分や全体を感じ、
それを共有する人の存在に気づくことで、
発見出来ればと思います。

大晦日

1231-00みかん

 
振り返ると年の瀬を迎えていて、
ただただ持続し続けていた。
 
突き進む変化を身体で感じながら問い続け、
気がつけば延々と格闘した結果が
空間となってあちこちに実っている。
 
それらはこれからさらに土地に根づき、
人々の手によって磨かれて風景と化し、
長い時間の中で、人々が集まりはじめる。
 
空間が風景に同化していくその横で、
終わることのない私たちの計画は来年も続く。
 
 
1231-01CORTLADA
 
1231-02zc
 
1231-03k
 
1231-04-88
 
1231-05h
 
1231-06y

家とは、、、

1028-清水町01

 
海を向いて集住する。
 
 
あたかも漁村全体が
一つの建築であるかのようである。
そこに住む人々は、
一つの家族集団のような関係なのかもしれない。
 
家とは小さな村であり、
村とは大きな家なのではないかと思う。
 
もしかしたらこれは、
未来社会の、
とあるプロジェクトの
コミュニティモデルの参考に
なるのではないだろうか。
 
1028-清水町02
 
屋根の上に上がりたい、
という要望を
家の中につくってみた。
 
大きな屋根に包まれながら
大きな窓で外とつながる。
 
家とは内包的であり
外延的でもある。
 
1028-清水町03

「松並木の家」オープンハウス

0913松並木

 
このたび岡山市北区で
設計監理を進めてまいりました
「松並木の家」が竣工します。
 
クライアントのご厚意により
9月22日(日)オープンハウスを行います。
 
お時間が許すようでしたらぜひお越しください。
 
当日はゆっくりご覧いただけるよう
事前に予約いただいた方を
優先とさせていただいております。
 
ご予約は下記、TEL・メールにて
お問い合わせください。
 
現地の場所については
ご連絡いただきました方に
こちらからご案内いたします。
 
 
TEL:086-235-5516
Email:info@k-tenk.com
 
 
不在により電話がつながらない場合は
お手数ですがメールにて予約をお願いいたします。
 
受付は9/21(土)17:00までとさせていただきます。
 
 
§
 
 
建物が建つ場所の広がりや
歴史的な時間の流れを
感じ取りながら情景を集め、
その造形の「わかりやすさ」は
思い入れに比例し、
そこに埋没することなく、
悠久、
つまり永遠への渇望のような気持ちを
形に凝縮させることが
出来たと思います。

緑は萌える

0814-浮き庭の家01

 
今年の春に引き渡しした家の撮影。
 
 
透き通った川のせせらぎに誘われながら、
住宅地の中に入っていくと、
宙に浮いたような庭が目の前にあらわれる。
 
宙に浮いた芝も梅雨とともに
過ごしながら青々と育ち、
灼熱の太陽のもと、
形容しがたい気配が
その場所に馴染んでいるようにも見えた。
 
どこからか蝶々やバッタがやってきて、
カエルが生息する。
 
外部から生命体を取り込んで、
静かに何かを待ち続ける。
 
その何かはわからないけど、
不穏で、しかも悦ばしくもある何か。
 
緑という名の宇宙的物質が
この地球を覆うのではないか、
と、、、
 
 
Yさん、ご家族の皆さま、
暑い中撮影のご協力ありがとうございました。
 
水草は私のボタニカル・ライフに
三角関係を持ち込んでしまったようですけど、
ほしかった水草を大事に育ててみます。

不意の贈り物

0630-チランジア

 
プロポーションの枠内で
色々と努力を重ねてきた。
 
決められたプロポーションの不自由さから
生み出されたものである。
 
自然の中や都市の中で
作ってきたものとは異なったが、
自由が封じられたからこそ、
その中で必死にあがき、
その力がじわりと表現された。
 
 
§
 
 
いつものように
植物を鑑賞して帰るつもりだった。
 
いつも見上げていた憧れのチランジアが
振り返ると目の前にある。
 
「形にしてくださったので、、、
事務所に合うと思って、、、」
 
一瞬息を飲んだ。
 
じわじわと感動が押し上がってきた。
 
南米で育ち、
空気から水分を得て永らえる乾いた植物である。
 
我が事務所にとって大事なひと株になる。
 
 
 0630-ReA

お礼

0620-芸西

 
先日の「芸西の丘の家」のオープンハウス、
遠いところ沢山のご来場、
ありがとうございました。
 
 
地理的な広大さ。
 
環境の多彩さ。
 
ここに住むおおらかな息づかいが
感じられる場所になりました。

「松並木の家」棟上げ

0531-松並木02

 
まだ存在しないものをカタチつくる過程で、
どうやってその姿を描き出すのか?
 
そこに設計と言われる仕事の内容がある。
 
さまざまな要求、
時に矛盾し合う要求を
一つにまとめる仕事でもある。
 
一方で造形のもつ別世界が心に訴える。
 
それは音が心に訴えるのに似ている。
 
建築を凍れる音楽というたとえのように、
そこから受ける感動を美という言葉で表現し、
実現しなくてはならない。
 
この用と美との間の架け橋を求めているのが
本来の建築なのではないだろうか。

次なる時代へ

0501-輸血

 
今まで幾度となく輸血してきた。
 
手術という方法もあるけど、
やっぱり気力体力を充実させるには
血を入れ替えるしかないようだ。
 
これは私の体のことではない。
 
実は疲労の極みの連続だけど、
もうこれは直す必要はない。
 
後は坂道を転げ落ちるように惰性で走るしかない。
 
どこかが少しばかり痛んでいても、
止まって修理するよりは
走り切ってしまった方が合理的なのだと
信じることにしている。
 
なので輸血、
いや日本人スタッフを増やしたのである。
 
外国人枠を設けるつもりもなく、
恥をかく勇気も人一倍持っているつもりだけど、
もちろん私の英語は煮え切らないシロモノで、
言葉の壁を乗り越える体力はないので、
1ヶ月ほど前に
イタリア人から送られてきた就職依頼のメールも、
お断りの返事をする始末。
 
 
0501-OHaoz
青津参道の家 オープンハウス
 
0501-mk
音楽室のある平屋の家の写真撮影
 
 
 
撮影やオープンハウス、
大三島への逃亡劇と
ドタバタの連続の中、
新しい時代の幕開けである。
 
 
 
0501-wf+1
4年経った家具工場の写真撮影
 
0501-大三島
逃亡劇のあった大三島

土間空間

0401-gsm

 
エントランスやポーチでもなく
日本の玄関は空間としてというよりも
用途として住宅の大きな要素です。
 
ここで客を迎え、履物を脱いだり
履いたりする行為は今も残り続け、
和室や床の間はなくなってますが、
伝統的儀礼を踏襲する空間です。
 
そんな家の工事の途中です。
 
0401-mtnmk01
 
0401-mtnmk02