月別アーカイブ: 2012年4月

オープンハウスのご案内

香川県高松市の静かな住宅街に建つ住宅。
 
100坪の変形した敷地に沿って配置した平屋建て。
 
庭と建物が程よく織り込まれている。
 
 
その築山の造形が出来上がるにつれ、
なんか鳥肌が立ってしまった。
 
コノ気持ちはもしかしたら
「忘れかけていた子供の心」
なのかもしれないなぁと思った。
 
 
 
この度、テンキュウカズノリ設計室が
設計・監理を致しました「多肥の家」が竣工を迎え、
クライアントのご厚意により、
オープンハウスをさせていただく運びとなりました。
 
§
 
日時:2012年4月29日(日)、30日(月・祝) 10時~17時
 
用途:一戸建住宅
主要構造:木造
規模:平屋建て
敷地面積:363.85㎡(110坪)
延床面積:123.12㎡(37.2坪)
建築面積:144.48㎡(43.7坪)
 
設計監理:テンキュウカズノリ設計室
施工:センコー産業
造園:福田義勝
 
ご希望の方は、メールにてお問い合わせ下さい。
案内を御返信致します。
 
info@k-tenk.com
 
まで。

みんなの記憶の中に建築を建てること

土曜日は徳島「城南町の家」の設計契約。
今日は岡山「桑野の家」の地鎮祭と
EBISUYA projectのプレゼン。
 
いろいろな場所で仕事をしてきて、
多くの町と人と付き合いながら
一つだけ理解し始めていることがある。
 
 
気持ちの中に建築を建てることなんだなぁって。
 
幻想や夢の中に建てるってことではない。
 
みんなの記憶の中に直接建築を建てること。
記憶そのもの、知覚そのものを
直接デザインしてしまおうとすること。
 
文化というのはどうやら集団としての
記憶の集積のことらしい。
 
 
異国の地から来て
この場所へ家を建てるクライアントの想いだったり、
ヨーロッパやアジア、
あらゆるところへ旅した店主が
ココに帰るとホッとするのは
自分の記憶の何がしかが
いつもここに棲みついているのを
自覚しているからだろう、、、
 
 
この駅前はそんなに豪華なものではない。
 
それでもどんなに豊かな都市の
どんなにモダンにデザインされた道よりも
はるかに生き生きとした場所になるだろう、、、
 
物語はイヨイヨ突入する。
 
0423-桑野の家地鎮祭

ブレインストーミング

今日も一日雑用が多かったが
なんとか切り抜けた。
 
建築設計は雑事の戦場だよ、コレは。
 
机上の想案だけではいかんともしがたいモノが多過ぎる。
 
コレに負けてしまうと
実物は作れないと言う現実がある。
 
 
 
スタッフとコーヒーを飲みながら
屋上について小さなブレインストーミング。
 
意味のないおしゃべりの準備体操を経て、
ある種の構築化を計画。
 
良い成果を得られると確信するのは
我々だけか?
 
それとも、、、

足掛け6年

足かけ6年、
「テンキュウカズノリ普請道楽」は続いている。
 
インターネット上に流して
眼に見えて悪いことは起きていない。
 
勿論、大方のクライアント、友人や同業、
多分スタッフもこの日記は読んでいるだろう。
 
 
コレを見てくださっている方の依頼もなくはない。
 
最近は、
「日記をUPしていない!」
と、妻やムスメからは追い立てられることもしばしばで、
僕は充分に吟味した言葉の組立を
使わなくてはならない立場に
追い込まれているのである。
 
というわけで今、
数日間のコトをまとめ書きしようとしたが、
一昨昨日の事がもう思い出せない。
 
昨日は休みだった。
 
ムスメにとっては良い日だったと思う。
 
勿論、僕にとっても松本和将の演奏が目の前で聞けたことが
何よりの刺激にもなった。
 
ありがとうございました。