人と人との関係は
多くは利害関係で
結び合っているのかもしれない。
しかしその利害関係も
物質的なものから
次第に精神的なものへと
発展しようとしている。
裸の人間になったとき、
どれだけ利害が違うであろうか、、、
小さな仕事も大きな仕事も
本来の姿に帰った人どうしでつくるものは
これからの家づくりの理想である。
そして建築が生活の場として
つくられるとするならば、
建築の価値判定の尺度は
生活そのものにあり
生活の場とはどういうものであろうか、、、
を考えさせられる。