一本の線

 
設計の最初の段階というもの、
白紙の上に
最初の一本の線を引かれるまで
多くの迷いがある。
 
曖昧だった線が
少しずつ自信のある
しっかりとした線に
変わってくる。
 
決まってきた線には
様々な思いが込められるようになる。
 
すると往々にして
矛盾した願いのいずれをも
捨てられない場に追い込まれて
悩むことになる。
 
しかしこれこそ
新しい考えの誕生のキッカケである。
 
まずは場所性を大事に
一本の線を引いてみよう。

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