暑い中にもかかわらず、
たくさんのご来場
ありがとうございました。
今年の「建築家のしごと」展は
夏休みということで、
子供向けのワークショップを試みてみました。
これをきっかけに
建築に興味を持ってくれる子供たちが
増えていってくれるといいですね。
なりたいものになることや、
やりたいことをやることは
多分概ね出来ると思います。
でも、何かを引き換えにしている場合が多い。
それでもそれを成したいと思うこと、
自己陶酔とまではいかなくても、
何かに入り込める、
ということが多分才能なのかもしれません。
そしてその想いの強さが
表現の強さになり、
その表現の強さが
人の心を打つのかもしれません。
今回の建築探訪は
展覧会の会場である前川國男設計の
天神山文化プラザ(旧称:岡山県総合文化センター)
毎年会場になる建物を
メンバーであるトリムデザインさんが案内してくれたのですが、
設計者の生い立ちや建物の意図を主観を交えず
それぞれが見て聞いて感じれるような
案内をしてくれるので
見方が多角的に、
想像が豊かに膨らんでいきます。
実は個人的に楽しみにしているコーナーで、
僕はと言えば建築を作り
いい建築を見続けていきたいと思っています。
先人たちの圧倒的な作業の積み重なりに打たれつつ、
それらに敬意を抱きながら、
ほんのわずかでも
そこに発見的な何かを
付け加えることが出来ればいい。
豊かな空間を作って、
人に喜んでもらえれば、
そして人の心を打つことができたらと思います。
2枚の写真は天神山文化プラザの屋上