この1ヶ月悪戦苦闘の連続である。
なかなか出口が見えない。
やはり二人では戦力になりそうにない。
少しでも光を一刻でも早く見たい。
そして今日一人新しい戦力が加わった。
廻りに流されずに考えている若者が
関東から縁もゆかりもないこの地へ流れ着いた。
書きながらモノをつくるというスタイルが、
これがわたくしには適してたであろうスタイルが、
違うのではないかと今も不安に思う。
スケッチやエスキスのスピードと展開を
増すことだけでなく、
最小限のスタッフへの伝達方法を
どのような時間の密度をとれば良いのか
あの手この手で
生き生きとさせなければならない。
設計教育には
共通に想定されるべき水準があるはずで
教える方も学ぶ方も
気持ちの中に
その水準は共有されなければならない。
ということでスタッフ二人を連れ、
現場に行き
帰りは閑谷学校に立ち寄り
二人の成長を期待することにした。