昨日、5年前にお引渡しした
高知のクライアントと岡山で久しぶりの食事。
中庭を見下ろしながら
7時間も一人飲みを楽しんでいるらしく
それを聞いただけで、
家づくりのお手伝いをして良かったなぁと嬉しくなる。
引渡し前にクライアントとこっそり現場に入って
同じように中庭を見下ろしながら
お酒を交わしたことを思い出した。
久しぶりの人に会う場合、
その間隔が大きいほど、
話題や変化も大きくなる。
何ヶ月ぶりとか、
何年後にはなど、
今の状況を理解するために
時間軸を相対的に扱い、
比較して今を判断するのだろう。
相対的なものをよりどころとしてそのものを理解する。
それは空間と同じである。
そして、5年前中庭を見下ろしながらお酒を交わした空間に
タイムスリップした。
§
共に遅くまで飲んだにもかかわらず
写真は、クライアントが朝起きて
岡山城周辺をジョギングしながら撮った写真だそうだ。
岡山の良さと、クライアントの底力を
改めて知らされた写真である。