今日は西予市明浜町で上棟式と餅まきでした。
クラクラするほどのいい天気に恵まれ
崩壊しかけてもなお守り続ける石垣と
そこから生き続けるソテツの繁みには
生命力を感じます。
屋根が刳り貫かれた軒下のアプローチ空間
意図的につくられた空間や
認識するに容易な空間以上に、
そこに赴くまでの「間」がなんとも言えません。
用途的には意味を持たない部分であり
単なる通路でしかないかもしれないけど、
この「間」のはかり方によって
限られた空間に無限の広がりと
心地よい緊張感や期待感を感じると同時に、
ここに集まった老若男女の町の人々が餅を拾う風景には
この町の可能性を感じました。