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「塚ノ原の家」のリビング
夏には花火が見えるらしい、、、
週末は、クライアントのご厚意で
予約制でしたが高知「塚ノ原の家」の
オープンハウスをさせていただきました。
寒い中、また遠くからのご来場
ありがとうございました。
なんとなく雰囲気を伝えることが
出来たんじゃないかと思います。
砂浜にパラソルを立てる時、
どこに立てるか。
花見の時はどこに陣取るか。
人は本能的に居心地の良さそうな場所を
嗅ぎ取る嗅覚がある。
設計の際にも設計者としての色眼鏡をはずして、
本能的な嗅覚をとがらせて、
敷地と対峙すべきだと思う。
敷地のどこが一番心地良い場所になるのか。
自分の持つ皮膚感覚を大切にして
設計に取り組まなければならない。
もちろんこの家の心地良い場所はここ。
他にももちろんあるけどここかな。
すぐ帰る人。
つい長居してしまった人。
いろいろ質問してくる人。
まな椅子が欲しいと言う人。
反応は様々。
以前、内藤廣の本に書いてあったことをフと思い出した。
「デザインとは翻訳すること」だと言う。
デザインはモノとヒトとをつなげるための道具。
モノとヒトとのコミュニケーションを支えるもの。
そういう仕事をしていきたいとフと思った。
↑「南国の家」
南北に抜ける風が気持ちいい。