週末は愛媛・今治で営業活動。
時間があったので今治城を見る。
これは日本の城郭に例を見ない水城であった。
瀬戸内海に面して地の利を利用して
城の一角に船だまりを設けている。
発想がユニークだし、
地盤が悪いであろう海岸に
城を築く技術も見事である。
この城を築いた藤堂高虎は
政治家・武将としても一流であったが、
軍事技術者・建築家としての腕も
超一流であったらしい。
武将にして建築家であった藤堂高虎は
「戦争と文化」
「機能と美」の
アンビバレントを再統一しようとした。