ボタニカル オフィス

0814-ohshima

 
私の事務所はここ数年で植物が増えた。
 
きっかけは高松のクライアントからいただいた
コウモリランである。
 
ただ増えているだけではない。
減ったりもする。
 
乾ききった事務所に馴染めなかったものや、
栄養枯れの土によるものだったり、
根腐れしたもの、
環境を変えるため自宅に持ち帰ったもの、
などなど。
 
もちろん欲しくても
手に入れられないものもある。
 
 
 
先日、庭の打合せで
昨年末にお引渡ししたお家にお伺いした。
 
クライアントとは
土地探しからのお付き合いになる。
 
「土地探しからで言うと、2年以上もお世話になっているので、、、
テンキュウさんが好きだと思って、、、」
 
と玄関においてあったものを
おもむろに出してきたのは塊根植物。
 
欲しくても手に入れられなかった植物、
パキポディウム グラキリスなのである。
 
なぜ私が好きなものを知っているのだ?
しかも欲しくても手が出ないシロモノを、、、
 
 
「いや、そんな、もらうわけには、、、
いいんですか、、、」
私は口の奥でモゴモゴ言った。
それでいて目は輝き
パキポディウムのふっくらとした塊根を
しっかりととらえていた。
 
その横で呆れた目で
私を見るスタッフなんて知る由もない。
 
直射日光でも大丈夫、とか
風通しが大事だとか、
テクニカルな言葉を並べると
もはやエセガーデナーと一緒になりかねないので、
もう何も面倒なことは言わず
ただただうなずき、
必ず大事にします、
と心に誓うのであった。
 
0814-グラキリス

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