写真は22坪の家の撮影風景。
過去にも狭小地でしかも変形地で計画した16坪の家や、
今も20坪の家を設計中。
歴史的に見ても
「茶室」や「方丈記」などがあるように
日本人には小さな空間を
うまく使う知恵が備わっているように思う。
しかし空間としては、
確かに人間の身体寸法という
デッドエンドはある。
住空間を狭めていくと
その極限にすぐ行き当たってしまいそうだけど、
むしろ追い詰めるほど
新たな空間が現れてくることがある。
「無一文の暮らしこそ理想になる。」
しかしここまで来ると
精神論にまで及んでしまうので、
例えば
「住まいを着てしまえばいい。」
という考え方などを
まずは「小さな建築展」で
投げかけてみよう。
平野。