現実は相も変わらず、砂を噛むような日々だ。
大人も子供も、
専門家も素人も、
先生も学生も
変わりはない。
人々は都市へ流出し続けて、
町は小ぶりになってしまった。
でも、小さくなってしまったけれど、
都市では見られないモノも生み出しはじめた。
この場所しか生み出せない
いろんなモノが作り出されている。
小さいけれど、
この町に住む誇りだって芽生えはじめている。
しらけていたり、
悲観してばかりいたり、
手をこまねいて
机上の空論をこねくりまわしてばかりはもういい。
境界線をくぐり抜けてゆけば、
きっとまだ見ぬ国への道を見つけることが
出来るのではないか。
ガキっぽくても、
単純でもかまわない。
とりあえずやってみようではないか。
それからでもいい、
考えるのは。
12月16日~21日
さん太ギャラリーにて
展覧会に出展させていただきます。