先日は香川「屋島の家」の地鎮祭。
かつては島だったこの地は、
長い進化のプロセスを経て、
今ある姿
陸続きになった。
計画地の北には
源平合戦で知られる屋島、
南には高松市街が一望出来る
高台にある。
この自然と人工物の狭間に
位置するこの計画地には、
進化してきた
歴史の集積物がある。
歴史だけでなく
地理、地質の特性をはじめとして
人間が付けた様々な痕跡までもが
記憶に刻み込まれ
さらに保存されていく。
如何なる縁なのか。
偶然、何ものかに導かれるように
この地への建築が始まろうとしている。