この週末の営業活動は自然素材について話してみたが、
性能的なことなんて正直言って詳しくない。
では、なぜ自然素材がいいのか、
考えるいいキッカケをいただいた。
「それが人間というものである」とか
「そういう風に人間は出来ている」とか、
ついには「生命は、、、」
という人もいるかもしれないが、
ソンナコトネエダロウ、と思う。
そうあってほしいけど。
自然素材を好ましく思うのは、
多分そうした素材に囲まれて長い間生きていたからで、
もし幼児期から鉄とガラスとコンクリートの中だけで育てば
自然の素材はすごくうっとうしいものに見えるに違いない。
人は生まれながらにして自然を求めている、
というような能天気な考えは捨て
長い間馴染んでき手の感触、目の印象を思い出して
そこから建築を始めたい。
この営業では自然素材の性能的なこと
メンテナンス的なことを聞いてみようと
来場されたお客さんの期待を
裏切ってしまったかもしれない。
写真は当事務所が自然素材で作ったオリジナルの「下駄」。
体験していただいた物好きな同業の方と、
好奇心旺盛なお客さん。
次回お会いする時までには
「履き心地」を超えたものが出来るかどうかは
ワカラナイ。