玉川の家

tmgw-002

tmgw-003

tmgw-004

tmgw-005

tmgw-006

tmgw-007

tmgw-008

tmgw-009

tmgw-010

tmgw-011

tmgw-012

tmgw-013

tmgw-014

tmgw-015

tmgw-016

tmgw-017
 
「玉川の家」
 
敷地は愛媛県の高縄半島のほぼ中央に位置し、今治市玉川町の長閑な田園風景の中での計画である。
建物は平屋建てとし、東西に長い長方形平面の寄棟屋根と、南側に正方形平面の方形屋根の空間を分節させエントランスでそれぞれを繋いでいる。長方形平面に配した主となるLDKには外部との繋がりをもたせるため大きな開口を設け、正方形平面に配した寝室等は道路から近い場所に位置するため高い位置に開口を設け外部からの視線を考慮した。廻りの風景にも出来る限り溶け込み、威圧的にならないよう軒を低く抑えながらも、内部の天井は屋根の形がそのまま内部にもあらわれるように開放的な勾配天井とした。空間の分節とヴォリュームを抑えた建物は、田園風景の中に静かに佇みゆるやかに繋がっていく場所になるだろう。
 
 
所在地:愛媛県今治市
竣工:2015年12月
用途:専用住宅
構造:木造平屋建
敷地面積:391.59㎡
建築面積:113.35㎡
延床面積:105.90㎡
写真:野村和慎
 
 
「Leibal」
「architizer」