東山崎の家

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「未来の農家住宅」
 
「畑の半分を宅地に造成して残りは将来自分たちが管理していきたい。」という思いから計画が始まった。今回の計画地である香川県高松市の東山崎町は高松東バイパスが通りその上には高松自動車道が走る。かつて周りは田畑であったであろうこの町には文明化が進み想像を絶する変化だったに違いない。前面道路の幅員が50メートル程ある交通量の多いバイパスに面する敷地のため、今までのこの場所が持ってるゆったりとした雰囲気を継承出来るような、そんな佇まいの感じる場所が出来ないだろうかと考えた。建物の形はシンプルである。長方形のプランにおおらかな寄せ棟の屋根をかけ、道路から下がったこの敷地に対し道路から見下ろされるような視線を出来る限り遮るよう軒を深くかつ低くさせ、交通量の多い道路に対し安定した構えになるように心掛けた。平面的には生活動線を機能的に使いやすくするため出来るだけ廊下などのスペースを設けず、部屋から部屋へと繋ぐ過不足のないプランになっている。高松自動車道の巨大な橋脚が連続している風景と、その開発から逃れることが出来た田畑の風景の中で、懐かしくも新しい農家住宅になることをイメージしながら設計を重ねた。塀を立ててその巨大な土木建築物を拒絶するか、時間がかかってでも植栽を植えゆるやかに繋ぐかクライアントと悩んだ末後者を選んだ。それは内側にいるものに対しての植栽だけではなく、バイパスを走る人々にも心のゆとりを与えることが出来るのではないだろうかと考えた選択でもある。
 
 
所在地:香川県高松市
竣工:2015年3月
用途:専用住宅
構造:木造2階建
敷地面積:411.73㎡
建築面積:119.48㎡
延床面積:112.78㎡
写真:野村和慎
 
 
「homify」