カテゴリー別アーカイブ: 展覧会

建築家のしごと2

1209しごと展

 
12月9日(水)から13日(日)まで
倉敷市立美術館で展覧会をしています。
慌しい師走の風が吹き荒れていると思いますが
是非ご来場お待ちしております。
 
ちなみに私は11日の午後と13日に待機してます。
 
 
私の展示物は下に綴ってあるコンセプトに目を通してから
見たほうがわかりやすいと思います。
 
 
 
§
 
普段の生活の中で人々に建築が意識されることは
少ないのではないかと思う。
 
この建築はよく出来ているなとか、
これはなんて新しい考え方の建築だ
なんて感じながら街ゆく人はいない。
 
道路や橋を便利に使うように
建築も使われることがほとんどではないだろうか。
 
 
建築を設計する人が建築家だけど、
世の中では設計士さんとか建築士さんと呼ぶ。
 
建築を設計する人の中には小説家や画家や評論家と同じように、
もしかしたらそれ以上に文化や芸術的な価値を求めて
建築を考える人がいるかもしれない。
 
それが建築家なのかもしれない。
 
建築家は一所懸命に文化を考え続ける。
 
人々が求めないことまでわざわざ踏み込んで設計する。
 
頼まれもしないのに考え続け設計する。
 
うっかりしてたらメディアに紹介されたりもする。
 
メディアの力によってつくられた華やかなイメージと
そのカタチに辿り着くまでの地味なプロセス、
相反する建築家の仕事は延々と回り続ける。

お礼

1005-屋上展G

 
遅くなりましたが、
シルバーウィークから始まった
4日間の建築展へのご来場、
ありがとうございました。
 
 
何かしらのきっかけで
興味を持って足を運んでくださり、
行動してよかったなぁ、、、
と、次へとつながる何かを感じました。
 
興味を持っていろいろ聞いてこられる方や
じっくりと展示物を見て帰られる方、
屋上で過ごすスタイルはさまざまでしたが
共通して言えるのは、
屋上へたどり着いた満足感と
疑いのない空気感。
 
個人的にも建築が風に反応するのは
概念としては面白かったけど、
なかなかのスリルを味わうことも出来ました。
 
案の定、3日目には
皆さんが心配していたように雨が降り
展示物を事務所へ避難せざるを得ないこともあったけど、
それ以上に何か見えない好感触を
得ることが出来たんじゃないでしょうか。
 
内容も場所も決まっていないけど、
これからも興味を持って足を運んでくれるような出来事を
発信していこうと思います。
 
 
 
テンキュウカズノリ設計室
平野建築設計室

一瞬の訪れ

0918-2人展

 
「建築家は、ひとびとの共通の願いや喜びを
カタチにすることを求められているのだ。」
 
香山壽夫の言葉である。
 
 
その内なる秩序は一人ひとりに与えられているけど、
それは秘められ隠されていることがほとんどである。
 
しかし、それはまれにそして瞬時に示されることがある。
 
目を凝らし手を動かす一瞬の時に。
 
この伝え方が良いのか悪いのかわからないけど、
一瞬の訪れが4日間の中でいつ来てもいいように
準備しておこう。
 
 
平野。
 
 
 
 
〇・△・ケンチク~小さな建築展~

日時:2015年9月22日(火)~9月25日(金)
場所:岡山市北区丸の内1-13-10 屋上

屋上○○計画

0812-屋上03

久しぶりに事務所の屋上に上がる。
 
この灼熱の中
フツフツと沸騰し始めるものを感じる。
 
 
屋上緑化計画はいまだ進行中なのだけれど、
この場所を使うことに関して言えば、
緑化だけが目的ではない。
 
それらを通じて何かを発信していく場所の
一つであるとするなら
これからの家づくりと錆びれかけた街へ投げる
一つの疑問符なのだと思っている。
 
これをやってみるからこそ、
今の街づくり、家づくりが砂上の楼閣であることを
伝えることが出来るのではないだろうか。
 
みんなそれはウソなんだよと、
王様は裸だと叫んだ子供のように、、、
 
 
限られた時間の中で
まずは動いてみますか?
 
平野。

ほの明るさの処

0601-両備G03

 
0601-両備G01
↑イベント会場
 
 
先日のイベントでのたくさんのご来場、
ありがとうございました。
 
初めて試みるこの会場は、非都市的な場所で
ワクワクすると同時に、
足をすくませる何かがそこにはあった。
 
庭と呼びうる場所はあるのに表がない。
 
移築された向かいの蕎麦屋が
そうさせているのかもしれないけど、
それがよりいっそう本質的な暗さを偏在させ、
同時にその暗さを砕く明るさを
引き立てるといった場所。
 
民家の生命力を感じながら
日本人の謙虚さも忘れないようにしなければならないと
感じさせられたこの週末。
 
 
民家に滞在しているうちに
ワタクシの中のセンチメンタルな部分が
少し蒸発してくれたように思った。
 
0601-両備G02

一週間の展覧会を終えて、、、

1223-似顔絵

↑ クライアントが会場に来て描いてくれた似顔絵
 
 
 
出展した15組の建築家の皆さまお疲れ様でした。
 
と同時に年末の忙しい中、来場してくださった方々、
ありがとうございました。
 
 
15組集まったこの展覧会は初めての試みで、
まだまだ始まったばかり。
 
どういう形で次に繋げていくかは分からないけど
どう変わってゆくかは
半分期待して
半分ゆっくりと続けていく気持ちでいたいと思います。
 
人間がたくさん集まれば喰い違いや行き違い、
関心の温度差があるのは自然なことだけど、
でもそれ以上に一人では得ることの出来ないものがあります。
 
何が正しくて
何が正しくないか、
正解はない。
 
自らが行動して見て感じて
それぞれが考える力を持って
進んでいこうと思います。

我々の仕事を知ってもらうために、、、

1122-建築家のしごと01

 
現実は相も変わらず、砂を噛むような日々だ。
 
大人も子供も、
専門家も素人も、
先生も学生も
変わりはない。
 
人々は都市へ流出し続けて、
町は小ぶりになってしまった。
 
でも、小さくなってしまったけれど、
都市では見られないモノも生み出しはじめた。
 
この場所しか生み出せない
いろんなモノが作り出されている。
 
小さいけれど、
この町に住む誇りだって芽生えはじめている。
 
 
 
しらけていたり、
悲観してばかりいたり、
手をこまねいて
机上の空論をこねくりまわしてばかりはもういい。
 
境界線をくぐり抜けてゆけば、
きっとまだ見ぬ国への道を見つけることが
出来るのではないか。
 
ガキっぽくても、
単純でもかまわない。
 
とりあえずやってみようではないか。
 
それからでもいい、
 
考えるのは。
 
 
12月16日~21日
さん太ギャラリーにて
展覧会に出展させていただきます。