月別アーカイブ: 2019年5月

「芸西の丘の家」オープンハウス

 
このたび高知県安芸郡芸西村で
設計監理を進めてまいりました
「芸西の丘の家」が竣工します。
 
クライアントのご厚意により
6月15日(土)16(日)
オープンハウスを行います。
 
お時間が許すようでしたらぜひお越しください。
 
当日はゆっくりご覧いただけるよう
予約制とさせていただいております。
 
ご予約は下記、TEL・メールにて
お問い合わせください。
 
現地の場所については
ご連絡いただきました方に
こちらからご案内いたします。
 
TEL:086-235-5516
Email:info@k-tenk.com
 
不在により電話がつながらない場合は
お手数ですがメールにて予約をお願いいたします。
 
受付は6月14日(金)17:00までとさせていただきます。
 
 
§
 
 
生活の場を構成するための
人工的な空間の広がりがあり、
その時、その場所、その人の
可能な範囲で実現していくが、
欲望が出てきて矛盾も生じてしまう。
 
その繰り返しが建築計画ではないだろうか。
 
同じ路を二度踏むという意味ではなく、
つくりつつ、
つくられてゆくという
螺旋的な過程を表現出来たらいい。

「松並木の家」棟上げ

 
まだ存在しないものをカタチつくる過程で、
どうやってその姿を描き出すのか?
 
そこに設計と言われる仕事の内容がある。
 
さまざまな要求、
時に矛盾し合う要求を
一つにまとめる仕事でもある。
 
一方で造形のもつ別世界が心に訴える。
 
それは音が心に訴えるのに似ている。
 
建築を凍れる音楽というたとえのように、
そこから受ける感動を美という言葉で表現し、
実現しなくてはならない。
 
この用と美との間の架け橋を求めているのが
本来の建築なのではないだろうか。

屋上菜園

 
人間を中心として見たときに、
そのとりまく世界が
環境ではないだろうか。
 
生活の営みの過程で、
人々は無数の何気ない地形に
さまざまな想いを持ち、
意味を込めて暮らしている。
 
岡山での新たな挑戦が開始すると同時に
事務所の屋上庭園の野菜たちも
目覚め始める。
 
0531-屋上02

次なる時代へ

 
今まで幾度となく輸血してきた。
 
手術という方法もあるけど、
やっぱり気力体力を充実させるには
血を入れ替えるしかないようだ。
 
これは私の体のことではない。
 
実は疲労の極みの連続だけど、
もうこれは直す必要はない。
 
後は坂道を転げ落ちるように惰性で走るしかない。
 
どこかが少しばかり痛んでいても、
止まって修理するよりは
走り切ってしまった方が合理的なのだと
信じることにしている。
 
なので輸血、
いや日本人スタッフを増やしたのである。
 
外国人枠を設けるつもりもなく、
恥をかく勇気も人一倍持っているつもりだけど、
もちろん私の英語は煮え切らないシロモノで、
言葉の壁を乗り越える体力はないので、
1ヶ月ほど前に
イタリア人から送られてきた就職依頼のメールも、
お断りの返事をする始末。
 
 
0501-OHaoz
青津参道の家 オープンハウス
 
0501-mk
音楽室のある平屋の家の写真撮影
 
 
 
撮影やオープンハウス、
大三島への逃亡劇と
ドタバタの連続の中、
新しい時代の幕開けである。
 
 
 
0501-wf+1
4年経った家具工場の写真撮影
 
0501-大三島
逃亡劇のあった大三島