三丁目の棟上げ

先日は「(仮称)西大寺の家」の棟上げでした。
 
 
ここに至るまでのプロセスはとても長く、
もちろん建て主にとっては一生の買い物なので
吟味に吟味を重ねてのプロセスでもありました。
 
ボクの事務所に問い合わせをしてくれる人たちは、
あらかじめ雑誌やホームページなどのメディアや、
ハウスメーカーや工務店の展示場などから
なんらかの情報を得ている場合が多いのです。
 
ボクもホームページなどで図面では表現しきれない考え事や
身の回りに起こることについてぼんやりと
出来る限り包み隠さず
徒然に綴っていたりします。
 
そう言ったことから
あ、こいつなら頼んでもいいか、
と思って依頼に来てくださるのだと思います。
 
こいつには自分をさらけ出してもいいか、
と思える人に出会うことは大事なことです。
 
人間どうしだから相性もあります。
 
ダメだと思ったら早くそこから逃げるのも
大事なことだと思います。
 
無理やり続けると相手に対して
大したことのないことで疑念や疑いが生まれたり
腹の探り合いをして、
変な駆け引きが生じてしまったりすると思います。
 
ボクは気が小さいせいか、
そういう関係がすごく苦手です。
 
お互いかっこつけずバカみたいに正直にいくことが
一番大切なことだと思っています。
 
正直でいればさまざまなロスがなくなり
結果的にはコストダウンにつながっていくのではないかと
思っています。
 
 
写真は「(仮称)西大寺の家」の階段の一部です。
バカ正直に隠れる部分を見せてしまいました。

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