月別アーカイブ: 2012年3月

測りながら、、、

ここ最近、
見積もり調整中の案件、
プランニング中の案件、
実施設計中の案件、
 
仕事の多くは
行ったり来たりの繰り返し。
 
それは、待ったり測ったりの
繰り返しのようにも見える。
 
 
僕たちはいつでも、何かを測りながら生きている。
 
世の中の動向を測る。
 
将来を測る。
 
人との距離を測る。
 
今の自分と他人の現状を比較して測る。
 
理想と現実との落差を測る。
 
自分の実力を測る。
 
 
もちろん僕たちは敷地の特性を測り、
建築の可能性を測る。
 
測ることは、あやふやな自分の場所を
見出そうとすることに重なる。
 
測るためには、正確な定規が必要だし、
目盛を見る目が確かでないとイケナイ。
 
だから僕たちはしばしば測る行為を間違える。
 
だから僕たちは何かを測り続けている。
 
測ることは自分の不完全さを絶えず確認しながら
より良き道へと進ませようとすることと、
たぶん重なる。
 
 
そういえば以前「待つこと」について書いたことがある。
 
 
何かを待っているその時に
僕たちはその何かを測っているのに違いない。
 
そんなふうにして僕たちは生きている。
 
 
何かを待ちながら、何かを測りながら、
と、言い訳しながら、
クライアントを待たせながら、、、
頭を下げながら、、、
 
 
 
ちなみに、気づいている人もいると思いますが、
最近、「ワタクシ」から「僕」に変えてみました。
 
もう一人の自分を測りながら、、、

幻視こそ現実

今週は「桑野の家」の見積もりが各社からUPされ
押したり引いたりの攻防が始まる。
 
そして出会って2年、
「塚ノ原の家」の設計契約。
 
水曜日の整骨院のヒアリングに、
 
昨日は、学生時代にお世話になった大衆食堂
「ゑびすや」の移転計画の打ち合わせ。
 
忘れかけた記憶を思い出すため、
昼はその場所で食し、
これから店主と共に
寂れかけた駅前に息吹を吹きかける。
 
 
と、マメに日記をUPしようとすれば
仕事のことばかりになってしまう。
 
休みでもとって趣味でも持つか、
家族ネタで行くか、
それとも事務所の屋上緑化を現実化していくか。
 
屋根の上の建築の可能性について
どうせやるなら楽しくやりたいな。
 
ココでやるなら目的を明快にしなければ
エネルギーを使う意味がない。
 
 
夢と現実、
あるいは想像力と現実はすでに境界を失っている。
 
疲れていたり、
楽しかったり、
寒かったり、
忘れかけたり、
他人を信用したり、
出来なかったりと言う現実は
本当にそこにあったことなのだろうか。
 
私はそれを見た、触れたと幻視しているのかもしれない。
 
幻視こそが現実なのかもしれない。

されど日記

「南国の家」模型
 
 
 
ここ最近のワタクシの日記の動きに対し
ご指摘を受ける。
 
たかが日記、
されど日記である。
 
 
多少のほころびは見せても
崩してはならない。
 
どこで誰が読んでいるか知れぬ。
 
この不定期な動きは今に始まったことではないが、
もう少しマメにUPしていこうと心に決める。か?
 
 
 
ということで昨日は「南国の家」の設計契約と
ムスメのピアノの発表会。
 
どちらを優先するか考えてみるもの、
発表会の方はワタクシの代わりに親族を搔き集め
見に行ってもらうことにした。
 
無論、ムスメはワタクシがいなくても
伸び伸び弾いていたという。

はじまる一年


「万々の家」
 
今年に入って
「万々の家」と「長船の家」の引き渡し。
 
昨日、確定申告を終え
やっと一年が始まる。
 
ワタクシのブログも
たかが日記と考えて
気楽に書き散らして6年になる。
 
 
 
途中、140字以内につぶやくことも考えたけど、
ワタクシには向いてないし、
こういうのは地でゆくしかないのだろう。
 
それじゃなくては続かないのかもしれない。
 
それで、少しずつでも興味を持ってくれる人が
増えていけばと思う。
 
ワタクシのブログを
「お気に入り」に入れてくださっている
「藤崎の家」のクライアントの友達のように、
たとえハウスメーカーで建てるとしても、、、
 
↓「長船の家」
0316-長船の家