月別アーカイブ: 2012年2月

あるべき場所

先日の南国の家の打ち合わせのお蔭なのか、
久しぶりに陽光を見る。
 
この事務所の生活は天気と共にある。
 
東からの朝の光が降り注いでくる。
 
建築の視覚的側面からの価値は
光に左右されるのがよくわかる。
 
 
 
屋上へのアプローチを開ければ、
加えて空と共にあるようになるから、
作庭家を事務所へ招き
屋上緑化計画のアドバイスをいただく。
 
あるべき場所と
設計事務所の役割。
建築と自然と人。
 
なんてことをモーニングコーヒーを
すすりながらのミーティング。
 
 
何とかやってみよう。
 
センチメンタリズムと
エエカッコシーだけは避けなければならない。
 
しかも正直過ぎてもいけない。
 
最低限誠実な演技力も必要かも。

もう一人のボク

気づいたらやってしまうほどに好きなこと。
 
それを、ホコリをはらって
見えて来るなにかのように探っている。
 
同じ感覚を持ったヒトと
ワクワクするような
家づくりモノづくりを探りながら目指そう。
 
 
もしかして、
これは想像でしかないけれど、
ワタクシの中に潜む
100ある中の「1人」。
 
なにも着飾らない自分と向き合う、
というか、
バッタリと街角で出会ってしまうような日がくる。
 
最近、ワタクシは
その「1人」にバッタリと出会った。
 
そして、モノを作ること自体の面白さは
その「1人」ばかりあるのではない。
 
クライアントにも
スタッフにもあるってこと。
 
それをやさしく実利的に説きおこす方法を
下記場所で伝えていきたい。
 
 
事務所移転先:〒700-0823 岡山市北区丸の内1-13-10-2F
 
TEL:086-235-5516
(引越中なのでお急ぎの方は携帯にご連絡ください。)
 
FAX:086-235-5517
(変わりません。)
 
です。
 
 
高知にて実施設計中の打ち合わせを終え、
明日の打ち合わせのため高松市内のホテルへ。
 
今夜は少しばかり考える時間がある。
 
いくつかのプロジェクトの
オリエンテーションを考え直してみよう。

蘇るテーブル

新しい事務所は、荒々しく大雑把な感じ。
 
それを楽しめるかどうかは
ワタクシたち次第なのだ。
 
特に期待してないし失望もしてないが
ようやく自分のスタイルらしきものに
辿り着いたかと思う。
 
 
スタッフには「藤崎の家」の模型を託し、
ワタクシは竣工写真の撮影と
営業のため高知へ向かった。
 
途中、「愛情を注いであげました。」
とスタッフより連絡があり
色あせたシミだらけのテーブルを蘇らせた。
 
デザインは頭だけで理解してもダメで
身体で特に手で考えることが出来ないと、
柔軟にはなれない。
 
と、言いたかったのかどうかは
定かではない。
 
寒気の影響で雲が広がり始めたため、
夕景の撮影を諦め
早朝5時から撮影することに。
 
朝、4時起床。
澄んだ空気で気持ち良い一日が始まる。